岡山大学農学部 世界からSDGsの実現を目指す入学生を募集2021年3月22日
岡山大学農学部は、外国人留学生を対象に国際農学プログラム(GAP)を10月からスタート。食料の量的質的需要が拡大するアジア・アフリカ地域の食料供給を支え、環境を保全しながらSDGsを実現できる幅広い知識・見識と国際的な対応能力を持った人材を養成するため、世界からSDGsの実現をめざす入学生を募集する。

同プログラムは、文部科学省の2020年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に申請した「開発目標(SDGs)に貢献する人材養成国際農学プログラム (GAP) 構築」が採択されたことを受けて実施。学部研究生の外国人留学生として、新たに海外から留学生4人を募集する。出願期間は、5月14日まで。
同プログラムでは英語での講義も一部取り入れながら日本語を中心とした講義を行う。国際貢献をめざす日本人学生とアジア諸国を中心とした留学生が、互いに競争・協力しながら実践的講義・実習・演習・研究およびインターンシップを通じて成長するプログラムとなっている。
10月から6か月間は、対象者を農学部研究生(国際農学プログラム予備教育)として受け入れ、入学試験対策、日本語と専門教育の準備をする「予備プログラム」を実施。その後、2022年4月から4年間の専門教育を行う。
専門教育では実践型社会連携、インターンなどの体験型講義を重視して、国際農学概論、数理データサイエンス科目などを含む講義による専門基礎力を向上させ、農芸化学、応用植物科学、応用動物科学、環境生態学からいずれかのコースを選び専門的スキルを高める。また、海外実習、卒業論文研究で応用・実践力を蓄積し、卒業後、国際人材としてさらなる高度化を図るため大学院への進学を推奨。教育は日本語主体だが、農学部教員による英語での授業科目も活用する。
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