日本人のための大麻の教科書「古くて新しい農作物」の再発見を刊行2021年3月26日
イースト・プレスは5月16日、『日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見』(大麻博物館著、1600円・税別)を発売。アマゾンなど各種ECサイトで予約注文を受け付けている。
栃木県での大麻収穫の様子(2010年撮影・大麻博物館提供)
大麻は、日本では「違法な薬物」というイメージが強いが、海外では医療品・嗜好品・新素材として再評価・解禁され、「グリーンラッシュ」と呼ばれるほどの経済効果をもたらしている。
日本で大麻は「稲作より早くから栽培され、衣食住に用いられてきた農作物」だったという事実は、あまり知られていないが、70年ほど前までは、日本人にとって大麻は身近な植物だった。同書では、「名称」「歴史」「農」「衣」「宗教」「文化」「食」「薬」「模様」「法」と10の切り口から大麻を捉え直し、その本質を探っていく。各界で大麻について情報を発信すうらの寄稿も掲載。
<内容例>
・日本人は稲作をはじめるはるか昔、1万2000年前から麻を生活に用いていた
・日本の大麻は「繊維型」で、吸引されることなく、主に布や蚊帳や釣り糸、花火の助燃剤などに用いられていた
・戦後、GHQによって日本の大麻は「違法な薬物」として取り締まられた
・「へそくり」とは、元々は大麻の糸のこと
・相撲の「横綱」は、大麻製
・多くの七味唐辛子には「大麻の種子」が入っている
・『鬼滅の刃』の禰豆子が着ている着物は「大麻の葉の模様」
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