一番捨てられてしまった食材は「みかん」食品ロスに関するアンケート2021年4月1日
ハウス食品は、家庭で期限が近づいた食材などを捨てずに、おいしく食べる解決策の1つとして取り組んでいるプロジェクト「もっとカレーだからできること」の一環で、「食品ロスに関するアンケート調査(第三回)」を1月に実施。最近捨ててしまった食品・食材の一位が「きゅうり」から「みかん」に入れ替わった。
調査は、同社会員サイトの登録者8979人を対象に1月22日~29日にインターネットで実施。調査によると、食品ロスの認知率は98.0%で半年前(97.3%)から0.7%上昇。月に1回以上食品・食材を捨ててしまっている家庭の割合は59.0%で半年前(61.9%)より2.9%減少した。コロナ禍による家庭内食機会が増加し、消費者の生活様態が変化した影響が続いているとみられる。

また、最近捨ててしまった食品・食材の1位は「みかん」で、「きゅうり」「大根」「豆腐」「牛乳」の順で続いた。2019年、2020年7月に実施した過去2回で1位だった「きゅうり」を「みかん」が上回り、ほかにも「大根」「白菜」など、冬場に出回る食材が前回と比べて順位が上昇したことが特徴的だった。
賞味期限・消費期限が近づいて焦ったことのある食品・食材の上位5品目は、「牛乳」「豆腐」「納豆」「卵」「ヨーグルト」の順。「日付」がある日配品で、期限が近づいて焦ったことがある人が多い傾向にあり、前回と比べて「ヨーグルト」の回答割合・順位が上昇した。
同社ホームページでは、調査結果の最新情報や、捨てられがちな食材を使ったレシピ・食材のひと工夫情報と、3月に"食品ロス削減"をテーマに開かれた「三短大カレー部頂上決戦」の情報などを追加・更新している。
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