舘林のゴーヤ活用 グリーンカーテンとレシピコンテスト開催決定2021年4月6日
群馬県立大泉高校の食品製造B研究部は、クラウドファンディングのCAMPFIREで「ゴーヤグリーンカーテンコンテスト」と「ゴーヤレシピコンテスト」の資金を募集。3月28日までの募集で支援金74万6000円の調達に成功し、同プロジェクトの実施が決まった。
大泉高校がある群馬県館林地域は、日本でも有数の酷暑の街として知られ、2020年8月11日に観測史上第4位の39.9度を館林市で観測。7月には降水量233ミリを記録した。酷暑や豪雨など極端な天候に悩まされているが、多くの人は気候変動に対して具体的な行動を行っていないのが現状であることから、同校食品製造B研究部は、地域の特産であるゴーヤを使ったグリーンカーテンコンテストとレシピコンテストを開いて気候変動に対する意識を高めようと、クラウドファンでイングを実施した。
結果、同窓生や地域の人を中心に支援が集まり、74万6000円の資金調達に成功。特に(株)グンエイ(群馬県太田市)、ファームドゥグループ(群馬県前橋市)はコンテスト命名権(10万円)を購入。地元企業の支援も大きな追い風となった。コンテストは4月中に告知を始め、秋頃まで募集を行う。
2つのコンテストはSDGsの「気候変動に具体的な対策を」と「飢餓をゼロに」に関連した活動と位置づけている。気候変動は、農業分野に直接被害を与え、安定した食料供給を脅かすことを多くの人に知ってもらうとともに、館林地域は本州でも有数のゴーヤ産地であることから、産地強化へも貢献もめざす。
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