神奈川県産柑橘「湘南ゴールド」ビール 春夏限定で発売 サンクトガーレン2021年4月7日
クラフトビールのサンクトガーレンは4月14日の「オレンジの日」に、神奈川産柑橘「湘南ゴールド」を使ったフルーツビール「湘南ゴールド」を発売。9月末までの春夏限定で販売する。
湘南ゴールドは、神奈川県が12年かけて育成したオリジナル柑橘。見た目はレモンのような黄色だが、食べると甘いオレンジというギャップがあり、華やかな香りが特徴。
柑橘は豊作の表年と、その逆の裏年とを交互に繰り返すが大半の湘南ゴールドは今年が"表年"。昨年12月の果実が肥大する時期に雨が少なかったため全体的にサイズは小ぶりだが、その分糖度は高い傾向にある。
「湘南ゴールドビール」は果実が少しずつ県内に出回るようになった2007年に、同社代表の岩本伸久氏がその香りに惚れ込んで試作を始め、2008年から春夏限定で製造。今ではお菓子やチューハイなど様々な湘南ゴールドの加工品がつくられているが、同商品は、加工品1号となる。2009年からはJリーグ湘南ベルマーレの「ベルマーレビール」として採用され、ホーム戦時の名物グルメとなっている。
湘南ゴールドビールで使う果実はビール職人が自ら切って、皮も果汁も捨てる部分なく丸ごと使い使用量は麦芽量の30%にもなる。グラスに注いだときの香り、口に含んだときに鼻に抜ける香りから飲んだ後まで弾けるオレンジの風味を楽しめる。フルーツビール「湘南ゴールド」は330mlで506円(税込)。
神奈川県産柑橘の「湘南ゴールド」
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