甲州のぶどう畑に新規就農者を プロジェクト達成 勝沼ワイナリーズクラブ2021年4月15日
甲州ワインの産地、勝沼のワイナリー8社で活動する勝沼ワイナリーズクラブは、山梨県甲州市勝沼で、甲州ブドウの耕作放棄地3反を解消し、新規就農者を支援するために取り組んだクラウドファンディングで、目標の200万円を達成した。
勝沼は、甲州種を中心にぶどう畑が一面に広がる風景でおなじみだが、近年は高齢化や後継者不足のため耕作放棄地も見られる。クラウドファンディングは、これからも最高の勝沼ワインを届け続けるため耕作放棄地が増える甲州のブドウ畑に、新規就農者を呼び込むための支援を募り、目標200万円のところ、180人から228万9000円が集まった。
プロジェクトにより、甲州種を栽培する新規就農者に、金銭的支援と栽培研修を実施。新規就農農家とワイナリーが甲州種の「栽培契約」を行い、ブドウは毎年ワイナリーが購入することで農家は安心して栽培し続けられる体制をめざしている。今後は、5月頃までにリターンを発送し、6~7月には就農体験を実施する。栽培研修を実施する。
勝沼ワイナリーズクラブは、勝沼の気鋭醸造家が集まり、1987年2月に設立。現在は、錦城葡萄酒、くらむぼんワイン、白百合醸造、蒼龍葡萄酒、メルシャン、中央葡萄酒、原茂ワイン、丸藤葡萄酒工業の8社で産地勝沼を守るために活動している。
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