生産者同士の物々交換を推進 生産者同士の意見交換を活性化 食べチョク2021年4月22日
国内産直ECサイトの「食べチョク」を運営する(株)ビビッドガーデンは、生産者同士がお金のやり取りなく自身の生産物を送り合う「物々交換」を推進。食べチョクの登録生産者へのサポートの一環として、梱包や新商品に対する生産者同士の意見交換を活性化させる。
物々交換は、生産者同士がお金のやり取りなく自身の生産物を送り合うこと。生産者の物々交換を推進することで、梱包や工夫・新商品に対する生産者同士の意見交換を活性化させるのがねらい。全国4100軒が登録する生産者の全国ネットワークを活かし、物々交換を通して地域や品目を越えた直販のノウハウを共有するサポートとして取り組む。
具体的には、食べチョクは物々交換の希望申請があった生産者と、直販の知見がある生産者(生産者物々交換サポーター)をマッチング。物々交換後は、生産者同士でお互いの商品に対して意見交換をするともに、交換した生産者のページに「メッセージ」を書き合うことで、商品の魅力や特徴を物々交換した生産者である第三者からアピールすることを目的としている。
同取り組みについて生産者でたけもと農場(石川県)の竹本彰吾さんは「一昔前の貨幣を介さないやり方、一周回って新鮮だなと思っています。『作っているモノでメシ食ってる』をダイレクトに味わえる気がするので楽しみ」とコメント。ほかにも生産者からは「梱包やレシピなど工夫を学び、自社製品のブラッシュアップにもつなげたい」(島のごちそう)、「物々交換したモノをお互いがSNSで発信しあうことで、より多くの方に生産者を知ってもらえるのは楽しみ」(ハナウタカジツ)、「自分が丹精込めた商品がどのように評価されるのか?を知りたい」(えがおファーム)など期待の声が寄せられている。
たけもと農場の竹元さん
◎物々交換の進め方
(1)食べチョクに登録している生産者から物々交換の希望を募る
(2)最適な「生産者物々交換サポーター」と食べチョクがマッチングする
(3)物々交換後は生産者同士で商品や梱包方法、商品ページの書き方などにおける気付きを意見交換し合う
(4)食べチョク上にある「生産者へのメッセージ」を双方で書き合うことで商品の魅力や特徴を第三者の視点から記載する
重要な記事
最新の記事
-
新春特別講演会 伊那食品工業最高顧問 塚越寛氏 社員の幸せを追求する「年輪経営」2025年2月5日
-
新春の集い 農業・農政から国のあり方まで活発な議論交わす 農協協会2025年2月5日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】通商政策を武器化したトランプ大統領2025年2月5日
-
「2024年の農林水産物・食品の輸出実績」輸出額は初めて1.5兆円を超え 農水省2025年2月5日
-
農林中金が短期プライムレートを引き上げ2025年2月5日
-
トラクターデモにエールを送る【小松泰信・地方の眼力】2025年2月5日
-
時短・節約、家計にやさしい「栃木の無洗米」料理教室開催 JA全農とちぎ2025年2月5日
-
規格外の丹波黒大豆枝豆使い 学校給食にコロッケ提供 JA兵庫六甲2025年2月5日
-
サプライチェーン構築で農畜水産物を高付加価値化「ukka」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年2月5日
-
「Gomez IRサイトランキング2024」銀賞を受賞 日本化薬2025年2月5日
-
NISA対象「おおぶね」シリーズ 純資産総額が1000億円を突破 農林中金バリューインベストメンツ2025年2月5日
-
ベトナムにおけるアイガモロボ実証を加速へ JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択 NEWGREEN2025年2月5日
-
鳥インフル 米オハイオ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
鳥インフル ベルギーからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
JA全農と共同取組 群馬県産こんにゃく原料100%使用 2商品を発売 ファミリーマート2025年2月5日
-
「食べチョクいちごグランプリ2025」総合大賞はコードファーム175「ほしうらら」2025年2月5日
-
新潟アルビレックスBC ユニフォームスポンサーで契約更新 コメリ2025年2月5日
-
農業分野「ソーシャルファームセミナー&交流会」開催 東京都2025年2月5日
-
長野県産フルーツトマト「さやまる」販売開始 日本郵便2025年2月5日
-
佐賀「いちごさん」表参道カフェなどとコラボ「いちごさんどう2025 」開催中2025年2月5日