農業活性化へ学生発案の音楽イベント「LiVE FARM PROJECT」実施 岡山大学2021年4月23日
岡山大学は、地元の農業活性化と文化発信をめざす学生発案の企画「大自然で音を奏でるライブハウス LiVE FARM」を立ち上げ、最初の一歩として4月3日、農業法人、果樂の農園で音楽を奏でるプレイベントを開催した。
イベントは、同学薬学部4年の大杉貫剛さんと農学部4年の脇坂凉奈さんが企画し実行した。大杉さんは令和2年度第3学期に開講したアントレプレナーシップ関連教養教育科目「プロジェクト・ゼロ(実践編)」の受講生で、授業の中で岡山の名産である桃を生産する同社の土居栄太郎代表から「果物を通して、ウェル・ビーイングな未来を創り出すために出来ることは何か?」という課題を提示された。その解決策に向き合う中、脇坂さんと共同でイベントを発案し、土居代表の協力で実現した。
イベントに協力した土居代表(写真左)と、企画・実行した大杉さん(同右)と脇坂さん
二人は「岡山イノベーションスクール」の第5期生でもあり、ビジネスプランを語り合ううちに「岡山の白桃文化を沢山の人にもっと知ってもらいたい!そして衰退しつつある農業の魅力と岡山の文化の魅力を繋いでいきたい!」と意気投合。たくさんの人に農業を知ってもらうには現場を見てもらうことが一番と考え、若者にも親しみやすい音楽を掛け合わせたライブ形式での実施となった。
今回はプレ開催として50人限定だったが、果樂スタッフの友人・知人で、日頃から音楽活動をしているプロ顔負けの団体5組が出演。また、岡山大学の学生バンド「夜のコンビニ」も出場し、年齢の壁を越えた一体感のあるイベントとなった。曲の合間には、授粉作業の体験コーナーやほ場の散策、桃の種類や栽培方法の話などを盛り込み、自然に桃や農業に親しめるよう趣向を凝らした。
参加者からは「桃のほ場を訪れること自体が初めてで、印象的だった」、「自然の中で音楽を楽しめて最高でした」、「農業についての話は知らないことばかりで興味深かった」などの声が寄せられ、農業の魅力と文化をつなぐという目的達成の第一歩となった。
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