三重県の玉城町で里地里山の保全・再生の取組に関する協定書締結2021年4月27日
京セラドキュメントソリューションズの三重玉城工場は、三重県の玉城町役場で、環境保護団体「清(すが)し有田佐田沖環境保全会」と里地里山の保全・再生の取組に関する協定書を締結した。
玉城町役場で行われた協定締結式。
左から、玉城町の辻村町長、
京セラドキュメントソリューションズ三重玉城工場長の西村氏、
清し有田佐田沖環境保全会の大藪会長、三重県伊勢農林水産事務所長の太田氏
同社は、2020年から環境保全活動の一環として「清し有田佐田沖環境保全会」が推進しているビオトープ再生活動に参加。このほど、三重県が推進している農山漁村の活性化事業「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」にビオトープ再生活動が認定されたことから、三重県知事と玉城町長を立会人とし協定書が締結された。
活動への参加当初、谷地にある田んぼである"谷津田"は、機械化に対応できず作業が過酷であるため10年以上放置され、伏流水が常時浸みだす環境下でハンノキやササ類が繁茂する湿地帯となっていた。現在は除草・間伐や植物の植え付け、水路の整備により、ビオトープとして順調に整備が進んでいる。
また、2018年から始まった生物調査の結果、絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている希少動植物の生息を多数確認。今後、希少動植物の研究や環境学習の場としての活用が期待される。ビオトープの再生と並行し、子どもたちが安全に環境に配慮して学習できるよう、湿地帯に材木を組んだ歩道の整備を進めている。
ビオトープとして整備された田んぼ
重要な記事
最新の記事
-
新春特別講演会 伊那食品工業最高顧問 塚越寛氏 社員の幸せを追求する「年輪経営」2025年2月5日
-
新春の集い 農業・農政から国のあり方まで活発な議論交わす 農協協会2025年2月5日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】通商政策を武器化したトランプ大統領2025年2月5日
-
「2024年の農林水産物・食品の輸出実績」輸出額は初めて1.5兆円を超え 農水省2025年2月5日
-
農林中金が短期プライムレートを引き上げ2025年2月5日
-
トラクターデモにエールを送る【小松泰信・地方の眼力】2025年2月5日
-
時短・節約、家計にやさしい「栃木の無洗米」料理教室開催 JA全農とちぎ2025年2月5日
-
規格外の丹波黒大豆枝豆使い 学校給食にコロッケ提供 JA兵庫六甲2025年2月5日
-
サプライチェーン構築で農畜水産物を高付加価値化「ukka」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年2月5日
-
「Gomez IRサイトランキング2024」銀賞を受賞 日本化薬2025年2月5日
-
NISA対象「おおぶね」シリーズ 純資産総額が1000億円を突破 農林中金バリューインベストメンツ2025年2月5日
-
ベトナムにおけるアイガモロボ実証を加速へ JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択 NEWGREEN2025年2月5日
-
鳥インフル 米オハイオ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
鳥インフル ベルギーからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
JA全農と共同取組 群馬県産こんにゃく原料100%使用 2商品を発売 ファミリーマート2025年2月5日
-
「食べチョクいちごグランプリ2025」総合大賞はコードファーム175「ほしうらら」2025年2月5日
-
新潟アルビレックスBC ユニフォームスポンサーで契約更新 コメリ2025年2月5日
-
農業分野「ソーシャルファームセミナー&交流会」開催 東京都2025年2月5日
-
長野県産フルーツトマト「さやまる」販売開始 日本郵便2025年2月5日
-
佐賀「いちごさん」表参道カフェなどとコラボ「いちごさんどう2025 」開催中2025年2月5日