「コープ商品の2030年目標」を設定 日本生協連2021年5月21日
日本生活協同組合連合会は、持続可能な社会の実現に向けて全国の生協で推進する「生協の2030環境・サステナビリティ政策」の策定に合わせ、「コープ商品の2030年目標」を設定。また、コープ商品「責任ある調達基本方針」を公開した。
「コープ商品の2030年目標 」は、コープ商品の開発・卸を担う日本生協連が、2030年に向けて農産、水産、紙・パルプ、パーム油、プラスチック、食品ロス各原料資材など各原料資材の持続可能な調達目標について定めた。今後、全国の生協と協力しながら、エシカル消費対応商品を普及していく。各分野における目標は次の通り。
■農産
・主要な農産原材料の産地を指定した仕様指定商品および生鮮農産物について、GAPを導入した生産者からの調達構成比を100%とする。海外農産物はGFSI認証スキームのGAP、国内農産物は国際水準GAPとする。
・ 輸入生鮮農産物における有機JAS、レインフォレスト・アライアンス認証品の調達構成比を45%以上とする。
■水産
・水産物を主原料とする仕様指定商品および生鮮水産物について、MSC/ASC認証商品の拡大を重点に、GSSIが認定した認証スキームによる認証品の供給額構成比を50%以上とする。
■紙・パルプ
・コープ商品に使用する紙(製品 ・容器包装 ・段ボール材)の100%を再生原料 または森林認証品による調達原料とする。
■パーム油
・コープ商品に使用するパーム油の100%を持続可能なパーム油認証品 とし、そのうち50%以上を物理的認証油の調達とする。
■プラスチック
・容器包材のプラスチックを2016年対比25%削減する。
・再生プラスチックと植物由来素材プラスチックの活用を進め、使用率を合計で50%以上とする。
■食品ロス
・コープ商品に由来する食品廃棄物を2018年度比で50%以上削減。
重要な記事
最新の記事
-
時短・節約、家計にやさしい「栃木の無洗米」料理教室開催 JA全農とちぎ2025年2月5日
-
サプライチェーン構築で農畜水産物を高付加価値化「ukka」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年2月5日
-
NISA対象「おおぶね」シリーズ 純資産総額が1000億円を突破 農林中金バリューインベストメンツ2025年2月5日
-
農業分野「ソーシャルファームセミナー&交流会」開催 東京都2025年2月5日
-
長野県産フルーツトマト「さやまる」販売開始 日本郵便2025年2月5日
-
佐賀「いちごさん」表参道カフェなどとコラボ「いちごさんどう2025 」開催中2025年2月5日
-
温暖化に負けない兵庫県新しいお米「コ・ノ・ホ・シ」2025年秋に誕生2025年2月5日
-
荻窪「欧風カレー&シチュー専門店トマト」監修「スパイス織りなすビーフカレー」新発売 ハウス食品2025年2月5日
-
伊勢丹新宿店で「徳島フェア」なると金時、すだち牛など販売 徳島県2025年2月5日
-
ポケットマルシェ「買って食べて復興支援!能登づくしセット」販売中2025年2月5日
-
「第7回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」開催 日本酒造組合中央会2025年2月5日
-
「さむかわ芋フェス2025」8日に開催 神奈川県寒川町2025年2月5日
-
「グランマルシェin小倉」開催 能登半島災害支援ブースで復興応援 グリーンコープ生協ふくおか2025年2月5日
-
「カゴメトマトジュース」3年連続で過去最高の出荷量を更新2025年2月5日
-
家族経営で農地を守る 福岡県糸島稲作経営研究会を訪ねて(2)稲作と酪農 二人三脚で2025年2月4日
-
コメの安定供給は関税支払いの外米に頼るしかないのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年2月4日
-
農業の課題解決、現場起点のイノベーションで 農業技術経営会議が設立総会2025年2月4日
-
「この国になくてはならない協同組合」 国民理解が重要 協同組合基本法めぐりシンポ JCA2025年2月4日
-
JA紀州「Aコープ紀州」とトレー・ボトルの水平リサイクル協働を強化 エフピコ2025年2月4日
-
「これからがおいしい」 サツマイモ出荷が最盛期に JA菊池2025年2月4日