ナショナル麻布でマルシェ開催 スイカやメロンの新品種も東京デビュー2021年5月31日
埼玉県加須市に水耕栽培施設と、大分県安心院にオーガニックファームを持つホリマサシティファーム(東京都品川区)は5月31日と6月20日、21日に東京都渋谷区にあるナショナル麻布 広尾ガーデンヒルズ店でマルシェを開催する。
「ぷちっと」を開発した大岩利和さん
マルシェでは、自社農園発信の青果に加え、農薬や化学肥料に頼らない栽培方法にこだわった全国の生産者の青果を販売。同社が栽培した丸い葉が特徴的な「まんまる葉わさび」や、有機栽培転換中のほ場で収穫した「小松菜」、奈良県の萩原農場が開発した甘さと酸味がほどよく調和した新感覚のメロン「サワースウィート」、タネまで美味しく食べられる新品種のスイカ「ぶちっと」など注目の青果が集まる。
まんまる葉わさびは京料理では、茎を切り離して葉を器に見立て、そこに料理を盛り付けて使われる。切った茎は細かく刻んでそのまま薬味にしたり、醤油や塩漬けにしたりなどに利用され、葉もお浸しや天ぷらなどアイディア次第で使うことができる。丸い可愛らしい葉であることから「まんまる葉わさび」という商品名で、ナショナル麻布広尾ガーデンヒルズ店では定番野菜として常時販売されている。加須市の外的環境の影響を受けにくいインドアファームで水耕栽培され、計画的に地下茎を水耕栽培することで、円形の葉が育ち、随時刈り取って出荷される。
また、萩原農場が開発したメロンの新品種「サワースウィート」の糖度は、14〜17度でりんごやキウイよりも高く、ぶどうに匹敵するほどの甘さで5月31日に販売。また種をとらなくても食べられるスイカの新品種「ぷちっと」は6月20、21日に販売され、いずれも今回が東京デビューとなる。マルシェは各日とも10時~18時まで開催。
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