余剰の酒米を活用「酒のあで酒米せんべい」提供 星野リゾート青森屋2021年6月7日
青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート青森屋」は、酒蔵と酒米農家を応援するため、余剰になった酒米を活用する「酒のあで酒米せんべい」を7月1日から提供する。新型コロナウイルスの影響で、日本酒の消費が減少する酒蔵を応援するため、余剰になった酒米をせんべいに加工し、酒のつまみになるように珍味、漬物を盛り付けて提供する。
「酒のあで 酒米せんべい」
新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業時間短縮、宴会や結婚式の中止などが重なり、2020年は日本酒の出荷量が青森県を含め、全国的に落ち込んだ。この影響は現在も続いており、酒蔵は2021年の酒造りの量を減らしているため、蔵には酒米が余り、新しい酒米を仕入れることができなくなっている。また、酒米農家も酒米の作付面積を減らさざるを得ない状況にある。
今回のメニューは、酒米の流通を止めず、青森の酒造りを支えたいという思いから、余剰になった酒米を活用した酒米せんべいとして提供。「吟醸純米 杉玉」のような軽やかな味わいの日本酒と合う「ほや」、「大根と人参のなます」や、「陸奥八仙 特別純米」などしっかりとした味わいの日本酒と相性が良い「にんにくのしそ漬け」、「ごぼうの漬物」、「とろろ」などお酒がすすむアレンジで登場する。
<提供する日本酒の銘柄>
・陸奥八仙、特別純米【八戸酒造】
・菊乃井 純米吟醸 津軽の吟【鳴海醸造店】
・吟醸純米 杉玉【桃川】
・鳩正宗 特別純米酒【鳩正宗】
・華一風 特別純米酒【カネタ玉田酒造店】
酒米せんべい
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