「日本プラントべースビジネス振興協議会」設立 植物性料理研究家協会2021年6月18日
プラントベースの啓蒙活動を行う植物性料理研究家協会は6月14日、日本のプラントベースビジネスを推進する組織「日本プラントべースビジネス振興協議会」を設立した。
ユネスコから無形文化遺産として承認された「和食」を代表とする日本の食は、「自然を尊ぶ」という独特の精神性や日本文化に根付いて生まれた。栄養バランスに優れた健康的な食事であり、正月などの行事や季節と密接に関わっており、海外からも注目されている。同協議会は、日本独自の食文化を継承しながら、プラントベースである日本食の魅力を世の中に広めるため、植物性料理研究家協会の下部組織として発足した。
プラントベースは、植物性由来(plant based)の食べものを中心とした食事法。カロリーが比較的低く、ビタミン・ミネラルやファイトケミカルなどの栄養素・機能性成分が豊富なため、健康の維持増進につながると言われている。動物性のものを避ける「ビーガン」や「ベジタリアン」と混同されるが、プラントベースは「植物性のものを積極的に楽しむこと」が主旨。野菜や穀物などの植物性料理を好みながら、それ以外も必要に応じて摂取するストレスフリーで健康的な食事を楽しめる自由なスタイルとして注目されている。
プラントベースに興味関心のある企業や団体、個人が垣根なく意見交流、情報交換できるネットワークを構築することで、「日本発のプラントベース」というビジネスチャンスが広がる機会を提供する。具体的な活動・機能としては勉強会や交流会、マーケティング支援、マッチング支援、製品認証などを行う。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日