糸島漁協とブルーカーボン推進で地域貢献協定を締結 ヴェントゥーノ2021年6月29日
海藻成分「フコイダン」の健康食品・化粧品を販売する株式会社ヴェントゥーノ(福岡市中央区)と糸島漁業協同組合(福岡県糸島市)は6月1日、ブルーカーボンの推進における地域貢献協定を締結。ブルーカーボンに関する取り組みは両者にとって初めて。2026年5月31日までの5年間で、ブルーカーボンに関する取り組みを行う。
6月28日に糸島市役所で行われた記者会見で。
左から糸島市の月形祐二市長、ヴェントゥーノ中溝公次会長、
糸島漁協の畑中副組合長理事、ヴェントゥーノ中野勇人社長
世界中で地球温暖化対策が本格化するなか、二酸化炭素(CO2)の吸収源の新たな選択肢として海洋生態系に蓄積される炭素であるブルーカーボンが注目されている。
同社は、糸島漁協から継続的にメカブを購入する協定を結ぶことで、ワカメを養殖する漁師収入安定に寄与。ワカメの生産効率の向上を図るとともに、CO2の削減など環境問題の解決をめざし、SDGsに取り組む。また、現在問題となっている磯焼けの防止や、糸島の豊かな海を守る一助となる。また、同社は、メカブから抽出できるフコイダンの安定供給により、そのメカブを使った新商品の開発にも繋げる。
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