人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
日本曹達 231012 PC
日本曹達 231012 SP

2人に1人は食べたことあり「大豆ミート」に関する調査 オレンジページ2021年6月30日

一覧へ

生活情報誌の「オレンジページ」は、「大豆ミート」についてインターネット調査を実施。その結果、認知度は約94.4%で、食べたことがある人も約半数にのぼり、じわじわと浸透してきていることが判明した。調査は4月24日~29日の期間、オレンジページメンバーズと国内在住の20歳以上の女性を対象に行われ、1420人から回答を得た。

「大豆ミート」、2人に1人は食べたことがある「大豆ミート」、2人に1人は食べたことがある

大豆ミート料理研究家の坂東万有子さんによると、大豆ミートは、大豆から油分を搾油してできる脱脂大豆たんぱくを、加圧・加熱・乾燥させたもの。栄養豊富で食感が肉に近いことから、「第4の肉」「代替肉」と呼ばれている。認知度は、「よく知っている」「聞いたことがある」を合わせると94.4%と、かなり浸透しており、実際に大豆ミートを使った料理や総菜を食べたことがある人(自宅、外食合わせて)は約半数の47.6%だった。

また、大豆ミートは海外でも大流行。この十数年で、大豆ミートを含む代替たんぱく(植物肉・培養肉)の需用は大きく伸張。背景には、宗教上の理由で獣肉を食べない人や、ベジタリアンやビーガンが多いこと、近年の健康志向や環境問題への関心の高さなどがある。大豆ミートを含む代替たんぱくの世界の市場出荷額は、2020年は2500億円以上だったが、2030年には現在の7倍の1兆8000億円を超えると予想されている。

食べてみた理由は「健康によさそう」「話題になっているから」食べてみた理由は「健康によさそう」「話題になっているから」

大豆ミートを食べたことがある人をさらに深堀りすると、食べてみた理由の上位は、1位「健康によさそう」45.2%、2位「話題になっているから」43.6%。3位以下も「体にやさしい」「ダイエット・美容によさそう」が続き、「さっぱりしていて健康によさそう」(40代・パート)「カロリーも抑えられ、健康にもよくておいしい」(50代・フルタイム)など、ヘルシーな点に魅力を感じている人が目立つ。実際、大豆ミートはたんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラルなど、さまざまな栄養をバランスよく含みながら、低カロリー、低脂質、コレステロールフリーで、近年、健康や美容を気にする人が罪悪感なく食べられる食品を指す「ギルトフリー」として注目されている。

一方、食べたことがない人(44.3%)の理由は、「売っている場所を知らない」「調理法がわからない」など。「肉と同じような栄養がとれるなら使いたい」(50代・パート)、「価格が安ければ買ってみたい」(40代・専業主婦)などの回答もあり、興味はあるが、まだ様子見という状況がみられる。

大豆ミートを食べた感想は、「肉のような食感でおいしい」という意見がある一方、パサつきやにおいが気になるという声も。坂東さんによると、にんにくやしょうが、スパイスなどの香辛料をきかせる料理や、しっかり味をつける料理なら、大豆特有の風味がやわらぐという。「初めてトライするなら、ひき肉タイプの大豆ミートがおすすめ。ミートソースやキーマカレー、餃子は香辛料もきいているので、おいしく仕上がります」(坂東さん)。

また、大豆ミートには、常温で保存できる乾燥タイプもあり、防災食としても注目。避難時は、おにぎりやパンなど炭水化物に偏りがちになるため、たんぱく質としてストックできる。

1kgの肉を得るには、4~11kgもの飼料用穀物、膨大な量の水を消費する。世界的に人口が増大するなか、飼料用穀物が不足し、畜産だけでは世界的な「たんぱく質不足」に陥ることが予想されることから、大豆ミートのような環境への負荷が少ない食の選択肢を増やすことが、社会課題の解決につなるといわれている。

重要な記事

241029・日本曹達 くん煙:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る