保育施設への給食サービス「すくすくOisix」取り引き600施設を突破2021年7月6日
オイシックス・ラ・大地株式会社(東京都品川区)は、同社が運営する保育施設への給食関連サービス事業「すくすくOisix」が、6月22日に取引保育施設数が601施設となり、導入保育施設が600施設を突破し、食育サービスの利用施設が150施設を越えたことを発表した。
「すくすくOisix」のメニュー例
「すくすくOisix」は、2015年7月に旧らでぃっしゅぼーやの事業としてスタートした、安心・安全な食材を保育施設に届けるサービス。保育施設専用の受発注システム「おまかせぼーや」を導入し、食材、必要人数、納品日を入力するだけで受発注を完了できる。
保育施設では、園児への給食提供において栄養士や調理師の人材が十分に確保できず、現場スタッフが兼務で献立や調理を担い、業務負担が増えてしまう現状がある。また、給食の提供で手一杯になり、食育まで手が回りにくいなどの課題がある。同サービスは安心・安全な食材を届けるとともに、献立の作成や栄養相談、オリジナルの食育プログラムなどのサービスを提供することで、保育施設側の負担を軽くし、充実した施設運営と食を楽しめるサポートを行なっている。
これらのサービスには、多くの保育施設からニーズがあり、3月5日に取引施設数が500施設を突破してからも堅調に増加し、6月22日に600施設を突破。前年同期比では200施設増加し、6月時点で同サービスの食事を食べる園児は2万人に達した。
東京23区と首都圏の政令指定都市の6割の自治体では、保育施設の拡充やコロナ禍の影響なども重なり、4月の認可保育所の募集枠に対する入所申込者の倍率が1倍を切るなど定員割れが起きている自治体もある。こうした社会状況のなか、集客、顧客満足要素としての活用ニーズもあり「"Oisixを給食に使っている"と発信したい」という声も複数あり、同社は今後もサービスのニーズは高まると見込んでいる。
02:
重要な記事
最新の記事
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日
-
【人事異動】ヤマハ発動機(5月1日付)2025年4月25日
-
【人事異動】石原産業(4月25日付)2025年4月25日
-
「幻の卵屋さん」多賀城・高知の蔦屋書店に出店 日本たまごかけごはん研究所2025年4月25日