フードロス削減へサスティナブルな「九州七味野菜」販売開始 ナチュラルドライ2021年7月7日
合同会社ナチュラルドライ（福岡県那珂川市）は7月1日、九州七味野菜の販売プロジェクト「フードロス削減と農業の発展へ、7種の野菜が取れる九州七味野菜を食べて欲しい！」を、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で開始。フードロスを無くす取り組みとして7種類の野菜を補給できる九州産の乾燥野菜ミックスをつくり、8月8日まで支援を募っている。
九州七味野菜
同社は、フードロスの削減から生産者の所得向上、消費者の健康サポートへとつながる取り組みにより、SDGsにつながる持続可能な農業の推進をめざしている。
自然相手の農業では約2割の規格外品が発生するが、そんな曲がったり、大きかったり、小さかったり、傷があったりする野菜に新たな価値を加えて生まれたのが「九州七味野菜」。100％無添加、塩、調味料不使用、ブドウ糖不使用で、水分を抜いただけ。キャベツ、大根、ニンジン、小松菜、玉ねぎ、ごぼう、椎茸など熊本県産を中心に、九州産で集めた、7種類の野菜をバランスよく調合したチョイ足し野菜のかやくとして使える。素材のみを乾燥しチップにした野菜本来の味を楽しめ、野菜不足解消にスープやラーメン、お好み焼きなど色々と使える。
製造の際は、九州産の野菜を使い、一つひとつ丁寧に時間をかけている。自社工場で仕入れから乾燥、袋詰め、発送とワンストップで行い、購入しやすい価格を実現。生産者にも外注経費や中間商流を省いた所でしっかりと稼げる仕組みを構築している。また、同社は、製造過程で出るキャベツの芯や玉ねぎの皮、椎茸の軸などは、更にチップにして野菜の出汁に活用するなど徹底して廃棄を無くすことに取り組んでいる。同プロジェクトの目標金額は10万円。リターンは、「九州七味野菜2袋セット+ごぼう茶おまけ」（3500円、税、送料込）など。
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