大阪府に3拠点目 屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」開設2021年7月9日
株式会社スタートライン （東京都三鷹市）は8月2日、屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKIの16拠点目となる「IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM」を、大阪府豊中市に開設する。
IBUKIは2017年8月に国内初の屋内農園型障がい者雇用支援サービスとしてオープン。近隣の福祉施設など支援機関とも連携し、自立へのステップアップを目指す障がい者の採用に力を入れている。
天候の影響を受けにくく、設備・環境を整えやすい屋内型農園を活用し、「対人関係が苦手」「体温調節が難しい」など様々な理由で働くことに困難を感じている障がい者に、それぞれの障がい状況に合わせた働き方を提供。また、「どのように雇用していいか分からない」「雇用できる設備が整っていない」など、障がい者雇用に対して課題を抱える企業へ、新たな雇用形態の選択肢の1つとして提案し、雇用を促進している。
農園ではハーブなど植物を栽培し、ハーブティーやアクセサリー、ハーバリウムなどサービスを利用する企業のニーズに合わせて加工。店舗や社内での提供やお客へのノベルティなどに活用できる。障がい者と企業双方のメリットを追求した支援により、障がい者が活躍できる環境づくりにも取り組んでいる。
新設する「IBUKI OSAKA TOYONAKA FARM」は、17年連続障がい者雇用増加で雇用の裾野が着実に拡大中の大阪府に開設する第3の拠点となる。
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