最先端科学技術200点以上を展示「Society5.0科学博」7月15日に開幕2021年7月15日
内閣府は7月15日~28日、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同主催で、Society5.0の実現に向けてあらゆる業界の最先端科学技術を集結した展示会「Society5.0科学博」を、東京スカイツリータウンで開催。約50の企業・大学・団体が参加し、宇宙、海洋、モビリティ、医療、製造、農業、防災、エネルギーなどの分野で、計200点以上の最先端科学技術や最新の研究成果を展示する。
同展示会は、「Society5.0のはじまり」「科学技術のフロンティア」「Society5.0の未来像」「Society5.0シアター」「Society5.0への軌跡」の5つのステージで構成。最先端技術によって変化する未来のくらしや、日本のフロンティア分野である宇宙・海洋領域の最新イノベーション、「Society5.0」の未来社会に向かうこれまでの軌跡を示した展示などを通じて、科学技術の面白さや大切さを発信する。
様々な社会課題に対して、実際の現場で活躍する最新技術や新素材を集結しており、展示物には、瓦礫の中を探索する災害対応ロボット、海底資源探査が可能な自律型無人探査機(AUV)、CO2を排出しない次世代エネルギーのアンモニア燃料電池、モビリティ革命である空飛ぶクルマ、薄くて柔軟でありながら強靭性のある新素材「しなやかなタフポリマー」で作られたコンセプトカーなどの実機を予定している。
また、スマートフォンやパソコンから「Society5.0科学博」の専用ホームぺージにアクセスすると、会場をバーチャルに再現した「サイバー展示」に参加できる。さらに、宇宙、海洋、ヘルスケア、防災、情報通信などの業界における最先端の科学技術やイノベーションについて、各業界の専門家による講演をオンラインで視聴することも可能。バーチャル展示やオンライン講演の配信は、7月17日から9月5日まで専用ホームページで実施。
日本は、産学官の枠を超えた科学技術のイノベーションを振興するため、これまで数多くの政策を実行。2021年度から2025年度を計画期間とする「第6期科学技術・イノベーション基本計画」では、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータなどの先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れることで、経済発展と課題解決を両立する人間中心の社会「Society5.0」を提唱している。
同展示会では、日本が目指す新たな社会「Society5.0」の未来像を目に見える形で示す。また、省庁や分野の枠を超えた科学技術イノベーションを推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」や、産学官連携でハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進することを目的とした「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」のこれまでの成果を紹介する。
<開催概要>
場所:東京スカイツリータウン各所
会期:7月15日~9月5日
【メイン展示(東京スカイツリータウン1階・4階)】7/15~7/28
【企業展示(東京スカイツリータウン1階)】7/15~7/19
【サブ展示(東京スカイツリー天望回廊)】7/15~9/5
【Society 5.0シアター(千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス)】7/15~7/28 ※映像上映13:00~19:00
【サイバー展示】 7/17~9/5
入場料:無料
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