大阪・堺市で移動スーパー「とくし丸」運行開始 近商ストア2021年7月20日
近鉄グループの近商ストアは、移動スーパー事業を展開するとくし丸(徳島県徳島市)と提携し、大阪府堺市のKINSHO東湊店周辺で、「とくし丸」近商ストア15号車の運行を7月23日から開始する。
小さなスペースにぎっちりと食品や日用品が積み込まれる「とくし丸」
移動スーパー「とくし丸」は、冷蔵機能を備えた軽車両に、生鮮食品・惣菜・日用品など約400品目1200点を積み込んで販売する移動型スーパーマーケット。お客の家を個別に訪問して販売するため、一人暮らしの高齢者の「見守り役」としても地域に貢献している。
近商ストアは、2018年4月に奈良県生駒市で「とくし丸」の運行を始め、大阪府八尾市、京都府宇治市、奈良市などで展開。現在の運行台数は2018年度末の2台から14台へ、販売額は7倍以上へと順調に伸ばしてきた。利用者からの需要も高く、2021年度も複数台の運行開始を検討しており、将来的には計30台をめざしている。
生活の中の楽しみでもある「お買い物」。同社は、奈良県北部の店舗を中心に、これまでも店頭で買った商品を自宅まで届ける「宅配サービス」や、買い物を終えて帰る際のタクシー代の一部を負担する「楽タクサービス」などを通じて、買物サポートに取り組んできた。今後はさらに現物を見て・触って・感じて・選べる移動スーパー「とくし丸」の運行を通じて、より多くの利用者に「お買い物」を楽しみを伝えていく。
KINSHO東湊店周辺で運行を開始する 移動スーパー「とくし丸」は、東湊店周辺エリアを週1・2回3ルート運行。食料品・生鮮食品・お惣菜・日用品などを販売する。
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