「SDGs重点課題と長期目標・中期方針」策定 コープデリグループ2021年8月18日
コープデリ生活協同組合連合会は、SDGsを支持し、コープデリグループの理念「CO‐OPともにはぐくむくらしと未来」の実現に向けて、「コープデリグループのSDGs重点課題と長期目標・中期方針」を策定した。
「コープデリグループのSDGs重点課題と長期目標・中期方針」は、コープデリグループのビジョン2025「食卓を笑顔に、地域を豊かに、誰からも頼られる生協へ。」と現在の中期計画(2020年度~2022年度)を整理して作成された。これまでも積極的に取り組みを進めてきたSDGsの目標12「つくる責任・つかう責任」と目標11「住み続けられるまちづくりを」に加え、事業・活動の基盤となる目標8「働きがいも経済成長も」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標16「平和と公正をすべての人に」の5つを重点目標に設定し、事業・活動を通して目標実現に取り組む。
重点課題1の「持続可能な生産と消費のために」では、持続可能な生産と消費のために、商品とくらしのあり方を見直す。エシカル消費に対応した商品の開発と拡大・普及を推進し、2030年度までに2019年度供給高構成比2倍をめざす。また、プラスチックは2030年までに2018年度比25%削減。サプライチェーン全体における食品廃棄物、食品ロスの削減を進め、食品廃棄物は2030年までに2018年度比50%削減する。
重点課題2の「安心して暮らせる地域づくりのために」では、誰もが安心してくらし続けられる地域社会づくりへ貢献。重点課題3では人にやさしく誇りが持てる組織をめざし、一人ひとりの人権・多様性が尊重され、誰もが安心して働ける職場づくりを進める。また、重点課題4の「100年後の地球のために」では、再生可能エネルギーの利用・普及と地球温暖化対策を進め、事業から排出する温室効果ガスを、2030年に2013年度比40%削減。さらに、重点課題5の「世界中の人々の平和で健康な生活のために」では、世界から飢餓や貧困をなくし、世界平和を実現できる取り組みを進め、核兵器廃絶、被爆・戦争体験継承の取り組みなど、平和な社会をめざす活動を進める。
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