鎌倉で農泊 交通機関、飲食店と観光拠点再生計画を実施 鎌倉農泊協議会2021年8月19日
鎌倉のサーフチーム T-REEF Surfboardと古民家再生宿「琥珀」を運営する株式会社Brain Trust from The Sun(BTS)は、鎌倉農泊協議会の中核法人として鎌倉の地域の交通機関、飲食店と観光拠点再生計画を実施する。
材木座にある古民家再生宿「琥珀」
同計画は、2025年にワーケーション宿泊と体験宿泊による売上を2020年比70%増にすることが目標。傘下の「鎌倉農泊協議会」で運営する6軒の宿は、市内地域に散らばっている空き家を再生し、宿泊施設だけではなく、地域一帯をホテルとすることをめざしている。これは、イタリア発祥の取り組み「アルベルゴ・デフィーゾ」にならった「散在する宿」を鎌倉版として実現。観光業による空き家再生をSDGsに対応する観光計画として取り組む。
計画は、湘南モノレールの始発の大船から終点の湘南江の島と、さらに江ノ島電鉄の江ノ島駅から腰越、七里ヶ浜を通過し鎌倉駅、材木座海岸を結ぶL字型の面的な地域が対象。これは、鶴岡八幡宮、小町通り、長谷など観光客が集中する従来の鎌倉市旧市街地以外の地域で、終点の湘南江の島から腰越、材木座にいたるL字型の周辺地域の活性化を視野に、大船から観光名所・江ノ島を起点に材木座への周遊動線に組み入れる。
また、BTSの宿泊施設のある腰越地区、材木座地区では、鎌倉野菜の収穫など農業体験やサーフィン・サップ体験、ワーケーション施設でのファスティング体験などを充実させる。ワーケーションに適した宿の改修、鎌倉移住を検討するターゲットを対象に長期宿泊のための宿を改修。湘南モノレールのラッピング車両や、「鎌倉農泊協議会」のHPを始め、「海の放送局」による情報発信型プロモーションを行う。
サップ体験
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