神奈川県産ブランド柑橘「湘南ゴールド」特集サイトがオープン2021年8月26日
フードクリエイティブファクトリー(東京都中野区)、UMEMARU.Inc (神奈川県小田原市)とサンクトガーレン(神奈川県厚木市)は、神奈川発の人気ブランド柑橘「湘南ゴールド」の特集サイトをオープンした。
神奈川県産の気象なみかん「湘南ゴールド」
湘南ゴールドは、神奈川県でしか生産していない希少なみかん。神奈川県農業技術センターが12年かけて開発し、「味が濃い」「香り高い」「清涼感のある酸味」をもつ黄金柑と、むきやすく甘い温州みかんを掛け合わせて生まれた。香り高く酸味と甘みのバランスが絶妙で食べやすさが特徴だ。
2008年から出荷が始まり、2016年に100トン、2019年に150トン、2020年は200トンと年々出荷数が増加。味が抜群で取引単価が高く、主力である温州みかんが終わった2月以降に出荷できることから、農家の経営にも「救世主」として広がっている。その味の良さに気がついた企業から、湘南ゴールドの品質を押し出した酒類、飲料、お取り寄せスイーツなど商品化も活発で、特集サイトは、昨今の出荷量や、商品化ニーズの高まりを受け新たにオープンした。
クラフトビールのサンクトガーレンは、湘南ゴールド果実を工場で手切りし、丸ごと使った「フルーツビール『湘南ゴールド』」を発売。Jリーグ湘南ベルマーレの「ベルマーレビール」としても採用され、ホーム戦時の名物グルメとなっている。農家から形崩れなどB級品を譲り受けて質の高いフルーツビールを製造する独自の仕入れがSDGsのフードロス削減として注目されている。
一方、UMEMARU Inc.は、湘南ゴールドの栽培と、エネジードリンク「湘南ゴールドエナジードリンク」「湘南ゴールド100%ストレートジュース」を企画販売。代表の守屋佑一氏は、元JAの技術指導員で、UHA味覚糖のぷっちょ湘南ゴールド味の企画など湘南ゴールドの栽培〜商品企画に取り組んでいる。
また、フードクリエイティブファクトリーは、極上のお取り寄せスイーツブランド「toroa(トロア)」で「とろ生チーズケーキ ジューシー湘南ゴールド」を発売。ストレート果汁とピューレをブレンドして、湘南ゴールドの果肉感を体験できる。インフルエンサーでもある料理研究家で管理栄養士の五十嵐ゆかり氏が湘南ゴールドに惚れ込み開発しSNSで話題を呼んでいる。
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