スペイン・欧州向け日本食材の販路開拓に 現地サポート付き出展プラン提供 RIMM2021年9月2日
日本とスペイン間のビジネス活性化を目的に、マーケティング活動を支援する地中海マーケティング研究所(RIMM)は、スペインのアランフェス市で9月29日から開かれる農産食品分野の展示会「第1回アグロイベリア2021」の出展者を9月9日まで募集している。
【2021.9.6追記】
現地(アランフェス市)から新型コロナ感染状況悪化による延期の要請があり、下記日程による開催はしておりません。
正式な日程がわかり次第、再度告知いたします。
メイン会場に隣接するアランフェス王宮
展示会の「アグロイベリア」は、アグリフード、コミュニケーション、イベント運営などそれぞれの分野で30年以上の経験をもつスペインの全国農業者協会(ALKAM)、日西商業会議所(CCHJ)などが運営。RIMMはCCHJとのパートナーシップ契約による現地サポートをベースに、現在、渡航が困難な日本から、スペインと欧州に向けた市場開拓を検討する企業を支援する。
同展示会は、スペイン、ポルトガル、欧州各国の輸入業者、流通業者、食品チェーン会社、農産食品分野の中央市場の関係者がターゲットで、来場者に向けて日本の食材や飲料を紹介できる。CCHJの現地コンサルタントがブースで試食・試飲を提供し、アンケートなどの情報収集も可能。
アグロイベリアは、新型コロナウイルスの影響で当初の2020年3月から今年9月に延期して以来、スペイン国内で初となるアグリフード分野におけるオンラインと併用した展示会。今後のトレンドに着目した革新的な見本市の開催をめざしている。
展示会会場は、スぺインの首都マドリッドから約1時間の緑豊かなエリアで、メイン会場はアランフェス王宮に隣接した広大なサン・アントニオ広場。1万6000平方メートルの会場に最大48平方メートルの屋外型ブースを設置する。開催前から会期中を通じ、CCHJ担当者がコンサルタントとして日本語でもサポートする。また、見本市へはオンラインでもオンサイトでも来場できる。10月1日~3日開催の一般公開では、消費者への直売やサンプリングも可能。
屋外型ブースのイメージ
◎「アグロイベリア2021」概要
開催日程:9月29日~10月3日※一般公開10月1日~3日
出展者ターゲット:
・スペイン国内市場における認知の拡大、および国際市場への参入を目指すアグリフード関連の企業団体
・消費者と商品やサービスの橋渡しをする企業、顧客向け調査を考える企業団体
ターゲット来場者:
・在スペイン、在ポルトガルの各国商工会議所(欧州・アジア・中南米各国)
・スペインとポルトガルの主要な購買機関および中央市場
・農産物分野の輸出企業・輸入企業
・スペイン国内外のロジスティック分野
・研究開発機関
出展費用:
(例:現地コンサルタントお任せ)
プラン1...500ユーロ+TAX
※資料・名刺等の提供のみ、レポート・人的サポート無し
プラン2...1300ユーロ+TAX
※25平方メートルのテント中、6平方メートル、現地コンサルタントが専属担当
※資料・名刺・商品の提供、試食や情報収集可能
英語レポート付き
問い合せ・申込締切: 9月9日17時
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