「スマート農業加速化実証プロジェクト(ローカル5G)」3地区を採択 農研機構2021年9月3日
農林水産省が進める令和3年度「スマート農業加速化実証プロジェクト(ローカル5G)」の委託予定地区として、北海道浦臼町、北海道訓子府町、埼玉県深谷市の3地区が決まった。
「スマート農業加速化実証プロジェクト(ローカル5G)」は、生産者の生産性を飛躍的に向上させるため、ローカル5G通信技術を活用し、現在の技術レベルで最先端のスマート農業技術を生産現場に導入・実証を行うもの。6月16日~7月15日の公募期間中に応募があった8地区について、外部の有識者等による厳正な審査を踏まえ、農林水産省が設置した運営委員会で3地区の委託予定先を決めた。同事業は農水省の予算により農研機構が全体の事業実施主体となり、3地区で事業を推進する。委託予定地区と実証課題は次の通り。
<実証課題名と委託予定地区>
■ローカル5Gを活用した中山間地における果樹農園のスマート農業実証(北海道浦臼町)
代表機関:東日本電信電話 北海道事業部
品目:ぶどう
■ローカル5Gを活用したフリーストール牛舎での個体管理作業の効率化に係る実証(北海道訓子府町)
代表機関:(株)エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
品目:乳用牛
■ローカル5Gを活用したイチゴ栽培の知能化・リモート化実証(埼玉県深谷市)
代表機関:農研機構中日本農業研究センター
品目:イチゴ
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