果実が香る新感覚日本酒「果月」桃と葡萄を新発売 月桂冠2021年9月3日
月桂冠は9月6日、桃やぶどうの果実のような香り豊かな日本酒「果月」の「桃」と「葡萄」の2商品を発売する。日本酒なのに果実のようなテイストの新感覚の日本酒で、米の種類や特定名称による分類を越え、桃や葡萄の香味の酒という新境地をひらく。
一般的な大吟醸酒や吟醸酒は、吟醸香と呼ばれるバナナやリンゴのような香りが定番。長年かけて広く普及し、主に和食に合わせて食事中に飲まれることが多い傾向にあった。同社は、日本酒を飲むシーンや飲み方の広がりをめざし、香りを切り口とした商品開発に挑戦し、「桃」や「葡萄」のような香りを生み出す技術を確立。従来の日本酒とは一線を画す新感覚の日本酒「果月」の開発に成功した。「果月」のネーミングには、果実のような香りの日本酒であることと、月桂冠ブランドの商品であるという2つの意味が込められている。
「果月」は、これまで日本酒になじみが薄かった人にも、「桃」「葡萄」と香味をイメージしやすく、和食以外の食事やホームパーティーで人が集まる場面、夕食後のリラックスタイムなど様々に楽しめる日本酒となった。
「果月 桃」は、もぎたての桃のようなみずみずしい香りが特長の日本酒。トマトとモッツァレラチーズのピザとの相性がよく、互いの風味を引き立てる。他にも酢豚やカルパッチョなど甘味・酸味・コクが強い食材との相性がよい。また、「果月 葡萄」は、巨峰やピオーネを思わせる甘味とコクの中に、上品な酸味と爽やかな余韻を感じられる。生ハムとの相性がよく、酒の旨味と生ハムの塩味がバランスよく調和。他にもスモークサーモンや鯖のオリーブオイル漬けなどシンプルな味付けの魚介類との相性がよい。いずれも720ml瓶で1380円(税別)。
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