熊本発クラフトビール 株式投資型CF開始 ダイヤモンドブルーイング2021年9月13日
「ビールは農業だ」の考えから、地元熊本の特産品や農作物を使ったオリジナルビールの開発から販売まで手がける株式会社ダイヤモンドブルーイングは9月19日、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、募集による投資申込みの受付を開始。
同社は、熊本でブルワリー(醸造所)を併設した50席のビアレストラン「BREWERY KAEN」と、購入型クラウドファンディングで目標額の220%を集めた130席の旗艦店「WORLD BEER TERMINAL KAEN」を展開。また、4月には熊本駅商業施設内にシーフードを専門にした新店をオープンした。さらに、地元農家とタイアップした、フレーバーを用いたビールなど50種類のクラフトビールを独自に開発し、「ビールラボ」としても機能。国内だけでなく、イタリアやフランスへも輸出しており、海外のクラフトビール党からも支持を集めている。
このほど、台湾へのFC展開を皮切りに中国、韓国、シンガポールのアジア圏、さらにアメリカ、ヨーロッパへと販路を拡大し、「缶ビール」化によりEC販売など流通を拡大するため、支援を募る。募集期間は9月19日~21日、募集額の上限は、2500万円(1口 10万、1人 5口まで)。
同社の強みは、国内販売チャネルを複数確保し、大手クラフトビールメーカーの営業役員参画で全国への販売網を広げられること。また、チームには、ビール醸造に関する酵母、レシピ、デザイン、PRおよびファイナンスに強いメンバーが集結している。今後は生産能力の向上に加え、AI・IoTを融合させたビール作りを実践し、「脱・職人」化とともに、ビールを通じた6次産業化をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日