トマト加工市場 2026年に5260万トン規模到達見込み2021年9月14日
グローバルインフォメーションは9月9日、市場調査レポート「トマト加工市場:世界の業界動向、シェア、規模、成長、機会、予測(2021~2026年)」(IMARC Services Private Limited)を発売した。
トマト加工市場は、2020年に4380万トンのボリュームに達し、今後、2026年には5260万トンに達すると予想されている。
トマトは、中南米が原産のナス科(Solanaceae)に属する果物。葉酸、カリウム、抗酸化物質のリコピン、ビタミンC、ビタミンKが豊富に含まれ、消化促進、がん予防、日焼け防止、心臓の健康維持、血圧維持、糖尿病患者の血糖値維持など、多くの健康効果がある。現在、世界で生産されるトマトの約80%は生食用として使われているが、残りの20%はトマト加工産業でピューレ、スープ、トマトケチャップ、ピクルス、ジュース、ソースなどに使用されている。
以前は、トマト加工品の消費はほとんど欧米諸国に限られていたが、食生活の欧米化や中間層の増加に伴い、発展途上国でのトマト加工品の消費量が大きく伸びている。現在、ファーストフードチェーンは、世界の主要なトマト加工品のエンドユーザーのひとつとなっている。これは、世界的に都市化が急速に進み、個人の所得水準が上昇していることに起因している。また、トマト加工品は、保存期間を延ばすために多層構造のフレキシブルなプラスチックバッグやテトラパックに詰められており、生鮮トマトを入手できない消費者にも適している。さらに、市場には様々なタイプのトマト加工品があり、消費者の多様な味覚や嗜好に対応している。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日
-
福島県に「コメリハード&グリーン船引店」10月1日に新規開店2025年9月18日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月18日
-
昔ながらの醤油づくり タイヘイとの「提携50周年記念丸大豆醤油セット」予約開始 生活クラブ2025年9月18日
-
フェイガーとfarmo 持続可能な農業の実現に向け業務提携2025年9月18日
-
スマート農作業代行サービス共同購入サイト「アグリポン」運営開始 オプティム2025年9月18日
-
シリーズBで総額1億円を調達 新たな流通インフラ「ジャスタウェイ」の開発を加速 テラスマイル2025年9月18日
-
「くみまち構想」情報集約サイト『くみまち.com』スタート カインズ2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(2)病理検査で家畜を守る 研究開発室 中村素直さん2025年9月17日
-
9月最需要期の生乳需給 北海道増産で混乱回避2025年9月17日
-
営農指導員 経営分析でスキルアップ JA上伊那【JA営農・経済フォーラム】(2)2025年9月17日