「#捨てないを始める」プロジェクト開始「東京ハーヴェスト2021」参加企業を募集2021年9月15日
オイシックス・ラ・大地、カフェ・カンパニー、東の食の会が主催する東京ハーヴェスト実行委員会は10月16日~10月30日、農家、漁師、畜産家など食の作り手の素晴らしさを国内外に発信し、感謝と尊敬の気持ちを形にして伝えるイベント「Tokyo Harvest (東京ハーヴェスト)2021」を開催。「フードロスの削減に取り組むリーディングプロジェクト」をめざし、フードロス食材の商品化に協力する企業を募集している。
2013年に始まり今年で9回目を迎えるTokyo Harvestは、駒沢公園で開かれた2019年に、来場者数が2日間で4万5000人を超えた人気のイベント。昨年はオンラインで、家にいながら「産地とつながる・学ぶ・食べる」をコンセプトに、人と人、都市と地方のつながりが希薄になりがちな中、各地の生産者との出会いや交流の機会を提供し、台風で被災した産地支援や身近なフードロス対策について全国に発信した。
コロナ禍により、余剰となった食材に人々の関心が集まり、9月の国連食料システムサミット、10月の「世界食料デー」「食品ロス削減の日」など、「食のサステナビリティ」が注目されている。世界的にフードロス削減への取り組みが本格化する中、9月に開かれる国連食料システムサミットの開催に合わせ、日本の各企業や各自治体が積極的に取り組みコミットメントを発表する。この流れを受け、今年のTokyo Harvestは、規格外の食材や生産工程で生まれるフードロス食材、需要の変化により余剰や廃棄となった食材などを活用して製品化する企業を募り、日本全体でフードロス削減に取り組む流れづくりに挑戦する。
プロジェクトの開始に伴い主催団体3社は、フードロス食材を活用した製品の開発、プロデュースなどの具体的なアクションを期間中に打ち出す。また、東京・新大久保駅直結の食の交流拠点「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」を、オンラインプログラムと連動したメニューの提供やアップサイクル食品などの物販も行うリアルタッチポイントとして位置付け、期間中、生産者・生活者・企業・自治体と共に、様々なアクションへの参加を促す。
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