長野県麻績村産の新米「麻績美米」が発売 アリとキリギリス農園2021年9月17日
長野県麻績村のアリとキリギリス農園は、2021年収穫の新米「麻績美米(おみうまい)」を産直ECサイトの「食べチョク」で発売。9月17日~20日の稲刈り後、天日干しでお米を乾燥し、10月10日前後の出荷を予定している。
菜の花畑と梅花に囲まれた田んぼ
アリとキリギリス農園がある長野県麻績村の中山間地域は、村政により若者定住者向け住宅が村の中心部に建設され村の人口は増加しているが、少子高齢化により農業人口が減少し遊休農地が増加している。同園は、農業の大切さと田舎の楽しみを伝え笑顔と活気あふれる田園風景を復活し、次世代に継承する活動を行っている。
公募で「麻績美米(おみうまい)」と命名された米の品種は「あきたこまち」。信州聖高原の冷たい雪解け水を利用し低農薬減化学肥料で栽培しており、昼夜の寒暖差が激しい環境で栽培されているため噛めば噛むほど甘くて美味しいお米と定評がある。毎年収穫後の10月中旬には売り切れとなる人気のお米。今年度は、コロナ禍で飲食業者から約1.5トンのキャンセルが出たが、その分を全国の食卓に届けられるチャンスと前向きにとらえ、新米出荷に向けて準備をすすめている。
「麻績美米」新米は、2キロで1600円、10キロで5000円(税・送料別)。10月10日頃から出荷予定。
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