コロナ禍の医療現場の人手不足などに貢献「検査前の食事」に関する解説動画を制作 キユーピー2021年9月17日
キユーピーは、大腸内視鏡検査前の食事について解説した動画を制作し、9月16日からキユーピー公式サイト内で公開。また、希望する医療機関に動画データの提供を開始した。
クリアスルー盛り付けイメージ
大腸内視鏡検査は、主に大腸がん検診(便潜血検査)で「異常あり」と判定された場合に受ける精密検査。正確な診断を得るため、また安全に検査を受けるために、検査の際は大腸の中を空っぽにする必要がある。そのため、検査前の食事は残渣の残りやすい食材を避けるなど、さまざまな注意が必要となる。高齢の受診者も多いことから、多くの医療機関では受診者に対し、対面で時間をかけ、丁寧な説明を行っている。一方、コロナ禍の現在、医療現場の人手不足は深刻で、感染対策の観点からも受診者との長時間の接触は課題の一つに挙げられる。
キユーピーは、2003年に大腸内視鏡専用検査食「クリアスルー」を発売し、以来20年近くにわたって検査前の食事や、食事に関する受診者の不安に向き合ってきた。そこで今回、短い接触時間でも医療従事者から受診者に正確な情報を伝えることができ、双方が安心して検査に臨めるよう、検査前の食事の注意点について解説した動画「大腸内視鏡検査を受ける方へ ~検査前のお食事について~」を制作した。
動画は、NTT東日本関東病院 消化管内科 部長の大圃研先生監修の元、制作。医療従事者から受診者に口頭で説明していた内容が漏れなく盛り込めるよう、複数の医療機関で聞き取りも行った。また、大腸内視鏡専用検査食「クリアスルー」の紹介では、セット内容、食べ方、食器に出した様子などを映像で示すことで、検査前でもいつもと近い食事が取れることを知ってもらい、受診者の不安軽減につながるよう工夫している。
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