「国連食料システムサミット」へコミットメント提出 オイシックス・ラ・大地2021年9月21日
オイシックス・ラ・大地株式会社は、持続可能な食料システムへの変革をめざす「国連食料システムサミット」(FSS) に賛同し、コミットメントを提出した。
「国連食料システムサミット」は、SDGsの達成のためには持続可能な食料システムへの転換が必要不可欠という、グテーレス国連事務総長の考えに基づき開かれ、7月にローマでプレサミットを開催。9月23日(米国時間)にバーチャルで行われるサミットでは、食料システムの持続性確保を世界的な共通の課題として議論され、今後のあるべき姿を示そうとする各国のハイレベルによる初めての国際会議となる。
同社は、「サステナブルリテール」を掲げ、持続的な食料システム、特に「食料消費の持続可能性」「環境に調和した農林水産業の推進」 「質・量両面にわたる食料安全保障」の実現に貢献することをめざしている。そのため、サプライチェーン全体で食品廃棄物の削減や温室効果ガス排出量の削減に取り組み、食の社会課題を解くことで、持続可能な社会をつくり、食のこれからをつくり、ひろげていく。
◎具体的な取組・目標(コミットメント)
「食料消費の持続可能性」の実現にむけて
・川上(畑):アップサイクル食品やふぞろいの青果品などの販売促進を通じ、新たな価値を提案することで畑のフードロス削減を推進します
・川中(流通):一般小売では約5%のロス率に対し、当社は現在のロス率約0.2%のゼロ化を目指します
・川下(家庭):家庭での食材廃棄が約1/3となるKit Oisixの販売拡大を通じて、家庭でのフードロス削減を推進します
「環境に調和した農林水産業の推進」の実現にむけて
・有機食材宅配のパイオニアとして、当社の更なる事業拡大を通じた有機農産物の生産・流通拡大を推進します
・農業生産において、温室効果ガス排出量を2025年までに50%削減を目指します(FY2020比)
・2025年までに、当社取り扱い商品の包装を50%以上環境対応素材へ変更します(FY2020比)
「質・量両面にわたる食料安全保障」の実現にむけて
・食品を無償支援するプラットフォーム「WeSupport」の運営を通じ、ひとり親を中心とした子どものいる貧困世帯の食の課題と、企業の食品ロスの課題との同時解決を推進します
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