小麦粉市場 2026年に1940億米ドル規模到達見込み2021年9月28日
株式会社グローバルインフォメーションは9月17日、市場調査レポート「小麦粉市場:世界の業界動向、シェア、規模、成長、機会および予測(2021~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を開始した。
同レポートによると、小麦粉市場は、2020年に1600億米ドルの価値に達し、2026年には1940億米ドルに達すると予測されている。
小麦粉は現在、世界中で使用されている最も人気のある食品素材の一つ。小麦粉には、コレステロール値の低下、代謝の向上、肥満の抑制、血糖値の調整などの健康効果がある。また、小麦粉は、生地に強度と弾力性を与え、焼いた製品の食感を良くするタンパク質であるグルテンを含んでいるため、広く使われている。人口増加、可処分所得の増加、ベーカリー製品の消費量の増加、ライフスタイルの変化などの要因が、世界の小麦粉需要をさらに押し上げている。
小麦粉は、パン、麺類、パスタ、朝食用シリアルなどのベーカリー製品やファーストフード製品の主原料として使用。このような製品の需要の増加に伴い、世界全体で小麦粉の売上が増加している。さらに、小麦粉は他の穀物を原料とした小麦粉に比べて安価であるため、あらゆる社会経済的グループの消費者が容易に入手できる。また、メーカーは国民の栄養ニーズに応えるため、ビタミンA強化小麦粉を発売。この他にも、小麦粉はバイオプラスチック、接着剤、紙、シャンプー・リンスなどの生産にも使われている。
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