生産農家、飲食店、販売店がタッグ「三田黒枝豆食べようプロジェクト」レシピ公開2021年9月30日
兵庫県三田市の日本料理店「こにし家」は10 月 8 日~24 日、三田市の黒枝豆農家&飲食店6店舗&販売スーパーと連携し、黒豆の王様“丹波黒”を使った「三田黒枝豆食べようプロジェクト」を開催。同プロジェクトに参加する飲食店では、三田産の黒枝豆を使った特別料理を提供し、黒枝豆の販売店舗では食の匠たち直伝の黒枝豆レシピ3000枚を配布する。
黒枝豆の生産農家とプロジェクト参加飲食店の店主たち
黒枝豆は、近隣の丹波篠山市が名産地として知られているが、三田市も栽培農家が4年間で2倍強と急増。黒枝豆の新興産地として認知されはじめている。今回は、第一弾として、三田市の料理人、バーテンダー、パン職人らがそれぞれの目線で三田黒枝豆と向き合い、コロナ禍でも、食の楽しみを提供。各店で特別料理を提供するとともに、家庭でも手軽に黒枝豆料理が楽しめる黒枝豆レシピを届ける。簡単なレシピだが、各店舗の料理哲学が入った内容となっている。
10月3日に初出荷を予定している三田黒枝豆の品種は、丹波黒。 粒が日本一大きく高級品として知られている。丹波篠山市の「川北」が発祥で、江戸期以前には主に丹波・北摂地域で栽培されて特産品として幕府に献上されてきた。三田の黒枝豆は香りがよく優しい甘みとほっくりした食感で、食べ飽きしないほのぼのとした味わいがあるのが特徴。
優しい甘みとほっくりした食感の秋の味覚である"三田黒枝豆"を通じて、「地域に応援される農業」として生産農家・飲食店・販売店・消費者が交流。単なる"地産地消"ではなく、素材や生産者を深く知って向き合った上で料理ができるのは、農業と街が近い三田だからこその取り組みといえる。今年はSNSなどを通じての交流となるが、来年は収穫体験なども取り入れ地域での交流を積極的に行う予定。
レシピ配布店は、JA兵庫六甲の直売店パスカルさんだ、イオン三田店、同神戸北店、同ウッディタウン店ほか。三田黒枝豆の販売は、スーパー直売所などの店舗の他、パスカルさんだのWebサイト、三田市のふるさと納税の返礼としても取り扱いがある。
地元の飲食店考案の三田黒枝豆公開レシピ
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