焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン「第9回みどりの社会貢献賞」宮崎県で初受賞2021年9月30日
霧島酒造直営の「焼酎の里霧島ファクトリーガーデン」(宮崎県都城市)は、都市緑化機構主催の「第9回みどりの社会貢献賞」を宮崎県で初めて受賞した。
「焼酎の里霧島ファクトリーガーデン」の全景
「みどりの社会貢献賞」は、企業等により良好に管理され、地域貢献や生物多様性保全等の環境活動で顕著な功績が認められ、全国の範となる緑地を表彰するもの。平成25年度に創設され、「緑地の永続性」「良好な管理」「緑地の機能の発揮」の3つの審査基準に基づいて選定される。
「焼酎の里霧島ファクトリーガーデン」は、里山を想起させる緑地と焼酎工場が一体となった施設で、霧島酒造が創業80周年を迎えた1996年に整備を始めた。1998年に、クラフトビール工場・レストラン「霧の蔵ブルワリー」をオープン。2018年10月には、焼酎製造工場の見学施設「KIRISHIMA WALK FACTORY」をオープンし、同社が築いた焼酎造りの技術と精神に触れられる体験型の施設となっている。「歴史と革新が醸す、霧島体験を。」というテーマに、焼酎のすべてを味わえる空間で、竹を中心に霧島圏域の自然を取り入れ、植栽管理を徹底することで、地域に憩いの場を提供している。
今回の審査では、歴史とブランドにふさわしい緑化推進と活用を基本理念に、豊かな自然環境の保全と緑化環境の創出を続ける中で、地元住民や来訪者に潤いある緑地文化を感じてもらう社会貢献ができていることが評価。また、芋、米、水と地場の産品を原料とする焼酎産業は、高い次元で自然環境との調和が求められるが、その実践を開放的な施設で行っていることなどが認められた。
焼酎製造工場の見学施設「KIRISHIMA WALK FACTORY」
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