AOCSから4年連続「オリーブオイル官能評価パネル」に認定 J-オイルミルズ2021年10月1日
J-オイルミルズのオリーブオイル官能評価チームは、アメリカ油化学会(AOCS)から4年連続で「オリーブオイル官能評価パネル」に認定された。認定期間は、8月1日から2022年7月31日まで。
J-オイルミルズの鑑定士のオリーブオイル官能評価の様子
同認定は、AOCSの「オリーブオイル官能評価に関する技能評価試験」を受験し、AOCSが定める技能評価基準を満たした機関・団体に与えられ、同社のオリーブオイル官能評価チームは、最高成績の1st Place (1位)を獲得した。
気象条件、収穫時期、搾油方式、保管状況などによって風味が大きく変わるオリーブオイル。同社の 「オリーブオイル エクストラバージン」は、生産地のスペインからオリーブオイルのサンプルを購入前に取り寄せ、同社の風味基準に沿って厳密に評価している。基準を満たさない場合は別のサンプルを取り寄せ、適したものが見つかるまで評価。さらに、輸送・保管や、国内工場での充填包装でも厳しく品質を管理することで風味を守っている。
同社のオリーブオイル官能評価チームの鑑定士にとって、風味を守ることが業務の中核。国際オリーブ協会(IOC)が規定する手法に準拠した同社独自の識別能力試験に合格した鑑定士は、定期的な訓練やモニタリングを受け、鑑定能力を維持・向上に努めている。さらに、その能力を国際水準に合わせるため、今回認定を取得したAOCSの「オリーブオイル官能評価に関する技能評価試験」を毎年受験している。
また、酸度や過酸化物価など、風味評価以外で品質を判定する理化学検査技術の向上にも努め、2018年12月に国内企業で初めてIOCの品質国際基準 理化学Aタイプ認定を取得。現在は、さらに試験項目数の多い理化学Bタイプ認定をめざしている。
「オリーブオイル官能評価パネル」の認定書
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日