「私が原発を止めた理由」元福井地裁裁判長 の講演会開催 生活クラブ2021年10月4日
生活協同組合 生活クラブ京都エル・コープは10月16日、元福井地方裁判所裁判長の樋口英明氏の講演会「私が原発を止めた理由」をキャンパスプラザ京都第1講義室(京都市下京区)で開催する。
生活クラブは、チェルノブイリ原発事故で原発の巨大なリスクを目の当たりにしたこをきっかけに、東京電力福島第一原子力発電所事故で明らかになった原発の危険性と、エネルギー問題を「じぶんごと」としてとらえ、電力の自給に取り組んでいる。
経済産業省資源エネルギー庁がパブリック・コメントを募集中の第6次エネルギー基本計画(案)では、ベースロード電源としての原子力発電について語られているが、生活クラブは、原発事故がもたらす被害は甚大で、大きなリスクを抱える原発に対し廃止に向けた活動に取り組んでいる。
講演会では、2014年5月21日、関西電力大飯原発3・4号機の運転差止を命じる判決を下し、さらに2015年4月14日、関西電力高浜原発3・4号機の再稼働差止の仮処分決定を出した元福井地方裁判所の裁判長の樋口氏から、その判決に至った理由と、なぜ原発を止めなければならないのかを聞く。樋口氏は退官後も、「裁判官は弁明せず」の伝統に反し、執筆、講演活動を精力的に行い、裁判を通して分かった明らかな原発の危険性について語っている。
■樋口英明氏講演会「私が原発を止めた理由」概要
元福井地方裁判所裁判長の樋口氏
開催日時:10月16日 13:30~15:30
会場:キャンパスプラザ京都第1講義室(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 )
参加費:無料 ※事前申し込み必須
締め切り: 10月8日
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日