動物薬事業の統合新会社「明治アニマルヘルス株式会社」設立2021年10月5日
MeijiSeikaファルマとKMバイオロジクスは2022年4月1日、動物薬事業の強化と成長のため、に両社の動物薬事業を統合し、動物薬事業を分割承継する会社として「明治アニマルヘルス株式会社」を設立する。
明治グループの医薬品セグメントであるMeijiSeikaファルマとKMバイオロジクスは、2023中期経営計画の基本コンセプトとして「事業ポートフォリオの再構築」を掲げている。両社の強みであるバイオ技術を軸に、感染症領域へ経営資源を集中し、国内だけでなく海外でもワクチンと抗菌薬のトップサプライヤーをめざしている。動物薬事業は、新会社の設立により製品ラインアップを拡充し、国内動物薬市場での存在感を高める。
動物薬市場の中でも、MeijiSeikaファルマは牛や豚の抗菌薬・消毒剤を得意とし、KMバイオロジクスは鶏のワクチンを得意領域としている。両社の事業領域と製品の融合により、幅広い動物種の予防から治療の包括的プラットフォームを強化。また、感染制御におけるトータルソリューションの提供が可能となる。
さらに新会社は、両社の技術基盤を融合した研究開発の強化や製品導入を促進。営業組織の再編成により製品の価値最大化を図るとともに、牛市場への展開強化などにより、国内トップクラスの動物薬企業をめざす。また、MeijiSeikaファルマの拠点があり成長市場でもあるASEAN市場を中心に積極的な海外展開を進める。
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