過去最高3965人が資格取得へ受講「惣菜管理士養成研修」10月開講2021年10月6日
日本惣菜協会は、2021年度「惣菜管理士養成研修」を10月から開講。今年度は一級665人、二級1150人、三級2150人で過去最高となる計3965人から受講の申込みがあった。
10月開講からすべての級で新カリキュラム
同協会の惣菜管理士事業は、「惣菜業が産業として発展するためには人材育成が必要不可欠」という業界の要望を受け、1993年から資格試験制度を開始。現在、「惣菜管理士養成研修」は、食産業に携わるすべての人に向けた業界の人材育成を目的に、食品の製造工程を通じて食品について総合的な知識を体系的に学べる通信教育として、食に関連する様々な業態の企業に拡がっている。
惣菜管理士のカリキュラムは、社会状況の変化に対応しながら、より学びやすく体系的に修得できるよう、2019年から順次改定。2021年10月開講から一級の新カリキュラムがスタートし、一~三級の全級でカリキュラムが新しくなった。また、受講生が視聴できるWEBの動画セミナーは、コロナ禍での在宅ワークにも対応し、新たに2つの新しいテーマを追加した。
2020年の惣菜市場規模は、新型コロナウイルスの影響を受け、前年比95.2%の9兆8195億円となり、2009年以来11年ぶりに前年を下回ったが、食品業界の中では消費者からの期待も高く、堅調に推移してきた。食品衛生法や食品表示法等の法改正や、6月にはHACCP制度が完全適用となり食品業界を取り巻く制度が変化。業界に求められる役割や要望はより高度なものになっていくと考えられる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日