大牟田工場に次世代の高機能球状フィラー製造設備の増強を決定 デンカ2021年10月18日
デンカは、スペシャリティー事業の成長加速のため、大牟田工場(福岡県大牟田市)で、50億円の戦略投資による次世代の高機能球状フィラー製造設備の増強を決定。半導体を含む高速・大容量データ通信(5G)・自動車の電動化における高信頼製品の需要増を見込んで、球状シリカや球状アルミナ、球状マグネシアの高機能グレードの生産能力を増強するために製造設備を新設する。
高機能球状フィラーの開発・製造を担う大牟田工場
同社は1915年の創業以来培ってきた無機材料の高温焼成・窒化反応・粒径制御等の基盤技術を元に、球状シリカ、窒化ホウ素、窒化ケイ素、球状アルミナ、蛍光体など様々な機能性セラミックスを製造。球状シリカは低熱膨張性を活かし半導体封止材料や半導体パッケージ基板などに、球状アルミナは高熱伝導性を活かし、車載、通信など多岐に渡る放熱材料として広く使われ、市場から高く評価されている。
今回の戦略投資により、これら基盤技術の高機能化を推進。5Gの伝送損失低減に対応する低誘電正接シリカ、微細化する先端半導体に適応した球状シリカど、中長期的な高機能フィラーの需要に対応する。高度なフィラー制御技術を集約し、設備を増強することで、当該高機能分野でのデファクトスタンダード化を進める。さらにBeyond5G(6G)やxEVなどの進化に伴うニーズにもスピード対応するため設備を活用する。
環境・エネルギー分野の主力製品群
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