赤にんにく加工で6次産業化 ネットショップ開始 真鍋島にんにく栽培研究会2021年10月26日
にんにくの6次産業化を展開する真鍋島にんにく栽培研究会(岡山県笠岡市)は10月22日、真鍋島にんにく栽培研究会ネットショップをオープン。同研究会ホームページもリニューアルした。
真鍋島赤にんにくの伝統食品
真鍋島にんにく栽培研究会は、岡山県笠岡市真鍋島でにんにくを栽培・加工。島の農業生産物ではなかったにんにくの栽培を約10年前から試行的に始め、2014年から加工を、2017年からは販売も始めた。高齢の零細農家が集まり、過疎化と耕作の放棄が進む真鍋島の農業を盛り上げようと始めた事業で、このほど「真鍋島にんにく栽培研究会ネットショップ」を立ち上た。
ネットショップでは、真鍋島赤にんにくを加工した伝統食品の4商品を販売。「真鍋島赤にんにくのしょうゆ漬」は、穀物酢でアク抜きをした真鍋島赤にんにくを醤油に二年以上漬けたもの。ご飯や酒の肴にそのまま食べるのがおすすめ。「真鍋島赤にんにくのオリーブオイル漬」は、白ワインビネガーでアク抜きをした真鍋島赤にんにくを、イタリア・シチリア島の在来品種から作ったエクストラバージンオリーブオイルに漬けた。また、「真鍋島赤にんにくオリーブオイルペースト」は、白ワインビネガーでアク抜きをした真鍋島赤にんにくに、シチリア島の在来品種から作ったエクストラバージンオリーブオイルと少量の塩を加えてペーストに。多くの試食を経て「にんにくの味を殺さぬ」アク抜きの加減を決めた。さらに、「真鍋島赤にんにく使用にんにく卵黄粉末」は、鍋島赤にんにくと卵黄(鶏)だけで作った昔ながらの健康食品も作った。いずれも完全手作りで小ロットの用意となる。
重要な記事
最新の記事
-
新たな水稲用除草剤「ノックアウト楽粒」の効果・作業性は? 購入した生産者に聞く2024年7月29日
-
【警報】果樹カメムシ県内全域で多発 例年を大幅に上回る 広島県2024年7月29日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 広島県2024年7月29日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月29日
-
秋田県 農林水産被害額1億1000万円超す 大雨被害2024年7月29日
-
コロナ禍前比108% 米の需要動向「数年見極め必要」坂本農相2024年7月29日
-
中学生カーリング日本一は「帯広CA」 次世代カーラーを応援 JA全農2024年7月29日
-
「全農杯全日本卓球選手権」小学生卓球の日本一決定 JA全農2024年7月29日
-
能登半島地震からの復興応援 石川県産食材を販売「JA共済マルシェ」開催2024年7月29日
-
「大分県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で8月1日から開催 JA全農2024年7月29日
-
「鹿児島の味『ふるさと便』」出店3周年祭開催 ショップ内全品5%OFF JAタウン2024年7月29日
-
本日29日は「いい肉の日」限定セール開催 約250商品が特別価格 JAタウン2024年7月29日
-
山形県鶴岡市産だだちゃ豆使用「堅あげポテト だだちゃ豆味」発売 カルビー2024年7月29日
-
「節約と値上げ」意識調査 若年層の節約意識は引き続き高い傾向 日本生協連2024年7月29日
-
SNSで反響を呼んだカードゲームが商品化「亀田のおせんべい神経衰弱」発売2024年7月29日
-
知多半島農業マルシェ「にこもぐ」31日に開催 愛知県半田市2024年7月29日
-
女子栄養大学が産学連携包括協定を締結「中食」の可能性拡大へ 日本惣菜協会2024年7月29日
-
最も過酷な作業は「草刈り・除草」「大変な農作業」に関するアンケート 農機具王2024年7月29日
-
夏休み困窮世帯へ米11トン寄贈 2413人から募金186万円 パルシステム東京2024年7月29日
-
「半農半X」へ自治体初 おてつたびと連携協定締結 徳島県鳴門市2024年7月29日