TechMagicとキユーピー 惣菜盛り付けロボットの共同開発を開始2021年10月27日
テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むTechMagicは、キユーピーと「惣菜盛り付けロボット」の共同開発を開始。惣菜工場の人手不足解消に向けて、低価格で導入可能なロボット開発をめざす。
2020年度にキユーピーが実施事業者として採択された「令和2年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(食品製造分野)」で、TechMagicはキユーピーのパートナー企業のひとつとして惣菜自動盛り付けロボットのアーム、ハンド等の研究開発を担当した。今回の開発合意では、事業の検討結果から明らかになった、技術課題を解決することを目的として、2023年の惣菜盛り付けロボットの実用化を目標に共同開発を進める。
惣菜工場では、前処理や加工の作業では機械化が進む一方、盛り付け作業には多くの人手が必要とされている。充填機など既存のソリューションでは、多種多様な惣菜の容器へ汎用的に盛り付けることは難しく、大がかりな装置で導入費用も高額になる。また、ロボットアームのような汎用機械を用いる新たな方法でも、ポテトサラダなど不定形の惣菜を、人間がするように素早く正確に計量して盛り付けること自体が技術的に難しい。
両社は、ハードウェアとソフトウェアの両面からのアプローチで、この課題の解決をめざしている。TechMagicは様々な惣菜を定量で取得しやすいロボットハンドと、画像などセンサ情報から定量の惣菜を取得するソフトウェアを開発。キユーピーは惣菜の製造技術についての幅広い知見からこれらの技術を評価検証しながら、実用可能な形へ発展させる。
重要な記事
最新の記事
-
新たな水稲用除草剤「ノックアウト楽粒」の効果・作業性は? 購入した生産者に聞く2024年7月29日
-
【警報】果樹カメムシ県内全域で多発 例年を大幅に上回る 広島県2024年7月29日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 広島県2024年7月29日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月29日
-
秋田県 農林水産被害額1億1000万円超す 大雨被害2024年7月29日
-
コロナ禍前比108% 米の需要動向「数年見極め必要」坂本農相2024年7月29日
-
中学生カーリング日本一は「帯広CA」 次世代カーラーを応援 JA全農2024年7月29日
-
「全農杯全日本卓球選手権」小学生卓球の日本一決定 JA全農2024年7月29日
-
能登半島地震からの復興応援 石川県産食材を販売「JA共済マルシェ」開催2024年7月29日
-
「大分県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で8月1日から開催 JA全農2024年7月29日
-
「鹿児島の味『ふるさと便』」出店3周年祭開催 ショップ内全品5%OFF JAタウン2024年7月29日
-
本日29日は「いい肉の日」限定セール開催 約250商品が特別価格 JAタウン2024年7月29日
-
山形県鶴岡市産だだちゃ豆使用「堅あげポテト だだちゃ豆味」発売 カルビー2024年7月29日
-
「節約と値上げ」意識調査 若年層の節約意識は引き続き高い傾向 日本生協連2024年7月29日
-
SNSで反響を呼んだカードゲームが商品化「亀田のおせんべい神経衰弱」発売2024年7月29日
-
知多半島農業マルシェ「にこもぐ」31日に開催 愛知県半田市2024年7月29日
-
女子栄養大学が産学連携包括協定を締結「中食」の可能性拡大へ 日本惣菜協会2024年7月29日
-
最も過酷な作業は「草刈り・除草」「大変な農作業」に関するアンケート 農機具王2024年7月29日
-
夏休み困窮世帯へ米11トン寄贈 2413人から募金186万円 パルシステム東京2024年7月29日
-
「半農半X」へ自治体初 おてつたびと連携協定締結 徳島県鳴門市2024年7月29日