冬の在宅時間にホワイトアスパラ収穫 手作り栽培キットを新発売 馬場園芸2021年11月2日
株式会社馬場園芸(岩手県二戸市)は、自宅でホワイトアスパラの栽培ができる「ホワイトアスパラ手作り栽培キット」を販売している。
ホワイトアスパラ
ホワイトアスパラガスは、日本では缶詰のイメージが強いが、ドイツでは春を告げる野菜で、ヨーロッパではグリーンアスパラガスよりも消費量が3倍多い。日本で生のホワイトアスパラガスの流通量は少なく、なかなか出会えない野菜だ。生のホワイトアスパラガスはみずみずしく、甘く山菜のようなほんのりとしたほろ苦さ。グリーンアスパラガスのような青臭さがなく、まるでとうもろこしのような味わいで、グリルやフライパンでじっくりと焼き、塩とオリーブオイルをかけて食べるのがおすすめ。
ホワイトアスパラが一番美味しいのは、収穫してすぐ。アスパラは、呼吸により体内のエネルギー(糖)を消費するため、一般的に販売されているアスパラは流通段階で鮮度が落ちてしまうが、同社の農場に訪れた見学者は、畑でとれたてのホワイトアスパラを生で食べると一様に驚くという。その様子から、同社は畑でしか味わえないとれたての感動を、自宅でも味わってもらおうとこの商品を開発した。
「ホワイトアスパラ手作り栽培キット」は、アスパラ大株と培土、鉢、専用の遮光袋が同梱されており、組み立てれば週に1回水やりをするだけで、ホワイトアスパラを3週間で収穫。在宅時間が増えている中、子供と一緒に栽培と収穫を楽しめる。また、付属のホワイトアスパラ専用培土は、都市の住宅で処分に困らないよう、すべて天然素材でできており、燃えるゴミに出せ、繰り返し使用可能。未完成で届くため、普段見ることのないホワイトアスパラの根っこを見られ、一から自分で手作り栽培キットをつくることができる。
「ホワイトアスパラ手作り栽培キット」は、10~12本の収穫が可能。内容は、アスパラ大株(1~2株)、ポリポット(1個)、ホワイトアスパラ専用培土、遮光袋、説明書がセットで3800円(税込)。
冬の在宅時間をホワイトアスパラ作りで子どもと楽しめる・ホワイトアスパラ手作り栽培キット
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日