海老名に「フードレスキューセンター」2022年4月新設 オイシックス・ラ・大地2021年11月15日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は、サステナブルな事業活動を推進しフードロス削減を目的とした「フードレスキューセンター」を2022年春に、神奈川県海老名市に新設する。
「フードレスキューセンター」で実現できること
同社は、2020年11月に発表したグリーンシフト戦略の中のひとつ、フードロスの削減に取り組んでおり、2022年3月に移転完了予定のORD海老名ステーションに生鮮食品を加工する設備を新設。フードロス削減に特化した「フードレスキューセンター」へ刷新する。食材の食感・保存のコントロール技術を用い、産地や流通過程で生まれていたフードロス削減のほか、アップサイクル加工などが実現でき、より一層、フードロスの削減が可能となる。「フードレスキューセンター」は2022年4月に本稼働を予定しており、2025年には年間1000トンのフードロス削減達成をめざす。
「フードレスキューセンター」では、流通過程で発生するフードロス削減以外に、可食部以外の食材への加工(アップサイクル)も実現。規格に準じた青果のほか、ふぞろい食材の加工も柔軟に対応でき、青果の積極的な仕入れが可能になり、豊作時の食材もスムーズにカットや加工原料にできる。また、食感・保存コントロール技術により、非可食だった食材の部位の加工が可能になり、アップサイクル商品(Upcycle by Oisix)に使用できる食材が拡大。食べられていなかった食材に新たに価値をつける商品の開発を加速する。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
備蓄米 卸売業者の玄米販売も可能に 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日
-
つくば市の農福連携「ごきげんファーム」平飼い卵のパッケージをリニューアル発売2025年4月18日
-
日清製粉とホクレンが業務提携を締結 北海道産小麦の安定供給・調達へ2025年4月18日
-
森林再生プロジェクト「Present Tree」20周年で新提案 企業向けに祝花代わりの植樹を 認定NPO法人環境リレーションズ研究所2025年4月18日
-
「バイオものづくり」のバッカス・バイオイノベーションへ出資 日本曹達2025年4月18日