HIS農業プロジェクト始動 ミニトマトの栽培・マーケティング実証開始2021年11月16日
エイチ・アイ・エスは、「ホテル・旅館再生事業」、「飲食事業」など、将来の新しい事業の柱として始めたプロジェクトのひとつ「農業プロジェクト」で、12月から埼玉県蓮田市でミニトマトの栽培の実証実験とマーケティングを開始する。
埼玉県蓮田市でミニトマト栽培を実証実験
同社農業プロジェクトの第一弾となるミニトマト栽培は、協力企業の株式会社ヨシダの技術検証支援のもと、リコピンやGABAなど健康成分を豊富に含んだミニトマト栽培の実証実験を行う。生産技術、知識の習得、市場、流通の動向把握などのマーケティングを含めて検証し、3年後をめどに規模を拡大。自社農場運営と取扱い品目の拡大をめざす。
栽培品種の「プチぷよ」
栽培方法は、株式会社プラントライフシステムズが提供する最新スマート農業技術の「アイリッチ農法」を採用。東京大学との共同研究の成果である「サンゴ砂を用いたアルカリ培地と養液の組み合わせ」を利用したAIセンサーシステムで、作物の持つ力を最大限に発揮するためのスイッチを遺伝子に与えることで、栄養価の高い、高糖度なトマトを安定的に作ることができる。この農法を用い、2008年に品種登録されたミニトマト「プチぷよ」を栽培し、2022年2月中旬の収穫を予定。年間収穫量24.3トンをめざし、ECサイトでの販売を予定している。
HISは、農業事業プロジェクトを通じて、長期的に事業を継続するために必要な農作物を通年で安定供給でき、地域農業の活性化や雇用の創出にもつながる事業の実現をめざす。
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