植物肉を「焼肉きんぐ」などで展開 DAIZと物語コーポレーションが資本業務提携2021年11月24日
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップであるDAIZは、物語コーポレーションと資本業務提携を実施。物語コーポレーションの販路を通じて、「ミラクルミート」をベースとした独自の商材・メニュー開発と販路拡大を図る。
物語コーポレーションは、国内の郊外ロードサイドを中心に「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」、中国・上海では「蟹の岡田屋総本店」「熟成焼肉 焼肉王」など国内外15ブランド597店舗を展開する外食企業。同社が掲げる中期経営計画「ビジョン2025」では、2025年期に「アジアにおける業態開発型カンパニー」として、グループ売上高1500億円(直近2021年期実績:959億円)を目標に既存事業の強化や新事業、新業態の開発を推進している。
DAIZは、独自技術「落合式ハイプレッシャー法」をコア技術とするフードテックベンチャー。環境負荷が小さい次世代の植物肉「ミラクルミート」の研究開発・提供を通じて、タンパク質危機や地球温暖化の解決の一助となることを目指している。新たな肉として植物肉の認知向上を図り、サステナブルな食文化の啓蒙をするため資本業務提携に至った。
業務提携により、外食の焼肉市場で売上トップシェアの『焼肉きんぐ』で、「ミラクルミート」をベースに新たな焼肉商材の共同開発などを推進。また、DAIZがミラクルミートを使ってレシピ開発した餃子・春巻き等の商品を『丸源ラーメン』などで展開する。さらに、物語コーポレーションが展開する海外店舗でも、ミラクルミート商品の現地製造と販路拡大を予定している。
また、SDGs達成に対する取組みとして、地球環境に配慮した商品ニーズに対応するため、環境負荷の小さい次世代植物肉「ミラクルミート」を使用して新商品を開発・販売を拡大させる。
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