外食市場規模は2114億円で前年同月比83.7% 10月の外食市場調査2021年12月2日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は12月1日、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象に行った10月度「外食市場調査」の調査結果を発表した。
10月の外食市場規模は、3圏域合計で2114億円。前年同月比は-413億円。市場規模は5か月連続で前年比マイナスだが、マイナス幅は前月(前年比-870億円)より縮小し、コロナ禍前の2019年10月比では67.3%と、前月(2019年比42.6%)よりマイナス幅が大幅に縮小した。
10月は全国で緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間や酒類提供の制約も緩和された。市場規模は食事主体業態で2019年比74.3%、飲酒主体業態は同53.8%、軽食主体業は同65.5%。いずれも改善傾向で、特に飲酒主体業態では前月の2019年同月比17.0%から大幅に改善した。
主要16業態では「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」で市場規模が前年比プラスに転じ、延べ外食回数でも「カラオケボックス」が前年の実績を超えた。
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