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クックパッド「食トレンド大賞2021」大賞は「オートミールごはん」2021年12月2日

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クックパッドは12月2日、クックパッドの検索キーワードやアクセス数などのデータを参考に、2021年を象徴する食・料理のトレンドと、2022年の流行の兆しを選ぶ「食トレンド大賞2021」と「食トレンド予測2022」を発表した。

クックパッド「食トレンド大賞2021」大賞は「オートミールごはん」

2021年は長引くコロナ禍による度重なる緊急事態宣言の発令や、飲食店の営業自粛などが家庭料理にも大きな影響を与えた。同社が8月に行った調査では、71.2%が「自宅で過ごす時間が増えた」と答え、52.7%が「おうち時間を楽しむ工夫をした」と回答した。

健康志向の高まりで、昨年から注目を集めていた「オートミール」への関心がさらに高まり、米や小麦の代替食材として活用されるようになった。また、ボディメイクの観点から「高タンパク」が注目された一方、高カロリーでありながら、シンプルなおいしさやアレンジに注目が集まった「マリトッツォ」がブームとなるなど、健康志向一辺倒ではない傾向が伺える。

おうち時間を楽しむ工夫として、手間をかけて旬の食材を楽しむ「手仕事」関連レシピや、季節の移ろいを感じる行事食の検索頻度が高まる一方、手間をかけずに本格的な味わいを家庭で楽しめる「電気調理鍋」が人気となるなど、「手間を楽しむ」傾向と「効率化」の二極化が目立った。

その他の傾向として、台湾発祥の「ダージーパイ」など「進化系フライドチキン」、鮮やかな青が印象的な「バタフライピー」など、SNSや動画プラットフォーム発のトレンドも見られた。

大賞は、昨年から人気の傾向にあった「オートミール」が、今年はお米や小麦粉の代わりに食べる「代替食品」として注目。「オートミール」の検索頻度は、2019年からの2年間で9.4倍に伸びた。ダイエット・健康志向の高まりとともに、低糖質・食物繊維の豊富さからクックパッドのレシピ検索頻度も上昇。特に今年は、「ご飯」「チャーハン」「おにぎり」といったキーワードと組み合わせて検索される頻度が急増。また、「オートミール」と組み合わせて検索されているキーワードとして、特に伸びたのが「ご飯」「炒飯」「おにぎり」など。米の代替食品としてアレンジするレシピに注目が集まった。

2022年の食トレンド予測は、「新感覚」がキーワード。中東のブレンド調味料「デュカ」やカレーの新たな潮流「ポークビンダルー」、中華食材の「豆腐干」など、エスニックな味付けや食感をの料理や食材の人気が高まる気配がある。

また、専門店が続々とオープンしており、在宅時間のお菓子作りとしてもレシピ検索頻度が上昇している「カヌレ」は、新食感の「半熟カヌレ」に注目。健康志向の高まりや飲食店のアルコール提供自粛期間中の救世主として人気があり、定着しつつあるノンアルコールカクテル「モクテル」は、2022年も注目。

<食トレンド大賞2021>
キーワード:代替食品、高タンパク、マリトッツォ、季節のイベント、調理家電
大賞:オートミールごはん
入賞:プロテインおやつ、マリトッツォ、調理家電で時短ごはん、食で楽しむ季節のイベント、バタフライピー、進化系フライドチキン

<食トレンド予測2022>
豆腐干、ポークビンダルー、半熟カヌレ、モクテル、デュカ

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