国内で昆虫食が需要拡大 コオロギ原料の国内在庫拡大を発表 エコロギー2021年12月3日
早稲田大学発ベンチャー企業で、独自開発のコオロギ粉末“エコロギーパウダー“を10月に発売したエコロギーは、想定を上回る反響をふまえ、コオロギ原料の国内在庫の拡大を発表した。
同社は10月15日、独自開発のコオロギ粉末"エコロギーパウダー"の販売を開始以降、食品メーカーやレストランなどからの多くの注文があり、想定を上回る反響があったことを踏まえ、12月と2022年1月に初回ロットの約10倍の規模での再製造を進める。これまでは生産拠点のあるカンボジアに在庫を保有してきたが、需要拡大に迅速に対応するため、数百キロ〜数トンの粉末原料の国内在庫の保有を予定。カンボジアにおいても継続して中間在庫を保有する。
近年注目の集まる昆虫食の中でも、コオロギ粉末は高たんぱく質・低脂質というベース栄養素に加え、鉄分、亜鉛など微量栄養素も豊富に含む、うま味が強い食品原料。一方、風味上のクセや、衛生規格、原料利用するうえでの扱いやすさ等、産業利用における課題もあった。
同社が提供する "エコロギーパウダー"は、独自の熱加水分解技術により、風味・品質・物性ともに従来品と比べ、大幅に改善。「エコロギーパウダーSH」と「エコロギーパウダーW」の2種類の原料をラインアップしており、幅広い食品に活用できる。
"エコロギーパウダー"について食品メーカーや調理師からは、「クセがなく、口当たりがよく食べやすい」「実際に原料を活用して、試作すると旨味を感じる」「ダマになりにくく、製造ラインに入れやすい」「安全性のトレースができる」などの声が寄せられている。
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