食糧危機・自然農テーマに「第13回 日本の農業と食を考えるシンポジウム」開催2021年12月8日
農業法人日本豊受自然農)は12月11日、「食糧危機・自然農」テーマにした『第13回 日本の農業と食を考えるシンポジウム』をオンラインで開催する。
同シンポジウムは、「農家を苦しめる政策が続けば、日本は必ず飢餓に陥る」と訴える東京大学の鈴木宣弘教授が著した農業書『農業消滅』を同法人の由井寅子代表が読み、食の安全も含め日本に食糧危機が迫る中、農業と食について多くの人々に関心をもってもらおうと始まった企画。今回は、鈴木教授のほか、この問題に第一線で取り組む岩手県有機アドバイザーの岩泉好和氏や、ドキュメンタリー映画「遺伝子組み換えルーレット」の監督でIRT(責任ある技術研究所)所長のジェフリー・M・スミス氏などが登壇する。
また、基調講演として由井代表が「食糧危機を乗り越える鍵は自然農にあり」をテーマに発表。日本にとって食糧危機の全体像を俯瞰的にどのように認識する必要があるかについての考えを述べる。また、自然型農業での六次産業化に取り組む農家としての立場と自然療法家として「食と健康」の問題に向き合ってきた経験から、今後危惧される食糧危機と食糧危機に続いて予想される健康危機についての具体的な解決策や提言を発表する。オンライン配信後、数日間はアーカイブ配信を予定。参加視聴は無料。
◎開催概要
日時:12月11日 10時~18時予定
テーマ:「食糧危機を乗り越える鍵は自然農にあり」
参加費:無料(オンライン視聴・会場とも)
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